だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

プレミアナイトに参加せよ!

2009-10-16 21:53:27 | 映画
クエンティン・タランティーノが映画界に衝撃的な監督デビューを果たしたのは、「レザボアドッグス」(91)。監督・脚本・出演(Mr.ブラウン役)したこの作品は、宝石店襲撃に失敗した強盗たちを描いた作品。

ビデオショップの店員だった映画オタクのタラちゃんは、映画のキャラクターを存分に書き込み、時間軸を交差させた構成、素晴らしい出演者を揃えて演出。すっかり魅了されました。ちなみに、Mr.ブロンド役マイケル・マドセンのファン。

監督作品は「パルプ・フィクション」(94)「フォー・ルームス」(95)「ジャッキー・ブラウン」(97)「キル・ビル」(03)「キル・ビルVol.2」(04)「シン・シティ」(05)「デス・プルーフ in グラインドハウス」(07)。他に製作などで活躍。

TVシリーズの監督作もあって、「ER(シーズン1)」24話「母親」や「CSI:5」24・25話「“12時間”の死闘(前・後篇)」が有名。タラちゃんらしく、ちょっとすごい内容だったりして…。そんなタラちゃんの久々の監督作が、「イングロリアス・バスターズ」(09)。

第2次世界大戦最中、多くのユダヤ人が犠牲となっていたナチス占領下のパリ。そのナチスが恐れるという、連合軍に存在する部隊の名は“イングロリアス・バスターズ(名誉無き野郎ども)”

リーダーのアルド・レイン中佐(ブラッド・ピット)以下、彼らの任務は、ナチスの根滅。今度の標的は、ドイツ軍のプロパガンダ映画をプレミア上映するという映画館。なんと、ヒトラー(マルティン・ヴトケ)をはじめとするナチス高官が集まるんです。

これこそ、絶好のチャンス。その映画館の持ち主は、家族をナチスに虐殺され、1人逃げ延びた少女ショシャナ(メラニー・ロラン)でした。ユダヤ人の彼女は、復讐のチャンスを目論んでいたのでした。

しかし、ナチスの側も黙っていません。ショシャナの仇でもあり、“ユダヤ・ハンター”の異名を持つランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)も登場。画して、役者の揃うプレミアナイトで勝利するのは、誰?

歴史なんて関係ない、タランティーノのやりたいことのために作られた舞台なんですもの。そして集まった俳優たちもすごい!ダイアン・クルーガー、ティル・シュヴァイガー、ダニエル・ブリュール、マイク・マイヤーズ

「鳥」(63)のロッド・テイラーなんてびっくりするゲストも。ナレーションにサミュエル・L・ジャクソン。タランティーノ主催のお祭り、参加しなくっちゃ!!

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