だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

加藤さんと忍さん、祝100本

2011-07-01 22:24:32 | 演劇
加藤健一事務所100本目の上演作品は、「滝沢家の内乱」です。これは見ないと。新作ですもん。出演は、加藤健一さんと加藤忍さん。ご存じだと思いますが、苗字は同じですが血縁関係はありません。

加藤忍さんは、加藤健一事務所俳優教室出身。共演作には「松ヶ浦ゴドー戒」(95)「私はラッパーポートじゃないよ」(96)「千人のピエロ」(98)「銀幕の向こうに」(99、01)「煙が目にしみる」(00、02、05)

「ラン・フォー・ユア・ワイフ」(00)「バッファローの月」(02、04)「ギャンブラー」(03)「木の皿」(03、06、10)「コミック・ポテンシャル」(04、07)「ヒーロー」(05)「エキスポ」(06)「コラボレーション」(11)があります。

うむ、見てるなぁ~。加藤健一事務所のファンですから。今回もしっかり見ます。あっ、忘れてましたが声の出演としてゲストが2人。私としては「X-ファイル」(93~02)のモルダーの声、風間杜夫さん

そして加藤健一事務所の代表作の1本、「セイムタイム・ネクストイヤー」(85、87、90.95、01)のドリス役、高畑淳子さん。果たしてその物語とは…。文政10年(1828)のこと。

『南総里見八犬伝』を執筆中の滝沢馬琴(加藤健一)。宗伯(声:風間杜夫)は病弱で神経質な息子。彼の元に嫁いできたのがお路(加藤忍)でした。お百(声:高畑淳子)は、ヒステリックに喚き立てる馬琴の妻。

そんな滝沢家はいつもてんやわんやの内乱状態!まともに会話ができるのは馬琴とお路だけ。ある日突然、馬琴が眼を患い執筆が難しくなってしまいます。手を差し延べたのが、読み書きのできないお路でした…。

滝沢馬琴、本名:滝沢興邦(おきくに)こと曲亭馬琴(きょくていばきん)は、明和4年(1767)~嘉永元年(1848)の人。江戸時代後期の読本作者として活躍し、代表作が『南総里見八犬伝』全98巻106冊の大作です。

『八犬伝』と言えば、1973年~75年にNHKで放送された人形劇『新・八犬伝』!仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字のある数珠の玉を持つ、八剣士たち。お芝居の中に出てくるかしらん?

一人芝居「審判」(80)から加藤健一企画として21公演。加藤健一事務所公演(86~)として79公演。100本目、本当にめでたい!

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