だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

台湾の白色テロ時代とは?

2021-06-27 21:25:00 | 映画
台湾映画、ジョン・スー監督「返校 言葉が消えた日」(19)の予告編を見て、面白そうと思ったのは本作がホラー映画と知ったから。

台湾映画といえば、アン・リー監督のファンで「推手」(61)、「ウェディング・バンケット」(93)、「恋人たちの食卓」(95)や…

英語作品「いつか晴れた日に」(95)、「アイス・ストーム」(97)、「楽園をください」(99)、「ハルク」(03)、

「ブロークバック・マウンテン」(05)の他、中国語映画「グリーン・デスティニー」(00)、「ラスト、コーション』」(07)なども。

しかし「返校」はホラー。しかも監督の長編映画デビュー作。初めまして。さらに本作の背景には、1947~87年までの白色テロ時代が…。

40年も続いた歴史を全く知りませんでした。台湾の翠華高校、放課後の教室で眠り込んだ女子高生のファン・レイシン(ワン・ジン)が…

目を覚ますと人の気配は無く、異様な雰囲気に満ちていました。さまようファンは、読書会のメンバーで密かに思いを寄せる男子学生…

ウェイ・ジョンティン(ツォン・ジンファ)と出会い、2人で学校から脱出しようと試みます。しかし、廊下の先、扉の向こうには次々と…

悪夢のような光景が…。果たして、学校から出られなくなった2人は?一党独裁体制下の60年代、実際に起きた迫害事件とは?

ホウ・シャオシェン監督「悲情城市」(89)、エドワード・ヤン監督「牯嶺街少年殺人事件」(91)も併せて見たいですね。

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