だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

デビューから、43年

2010-08-02 21:25:16 | 映画
オリヴァー・ストーン監督作品「ドアーズ」(91)。脚本は、ストーンとJ・ランダル・ジョンソン。伝説のロックバンド“ドアーズ”のボーカリスト、ジム・モリソンの半生と彼を支えたパメラとの愛情を描いた作品。もちろんドアーズの音楽満載。

公開当時、とっても話題になりました。製作総指揮には、マリオ・カサール、ニコラス・クレイノス、ブライアン・グレイザーの3人。このスタッフ陣を見れば期待は高まります。1965年、UCLA映画科の学生だったジム・モリソン(ヴァル・キルマー)。

彼は少女パメラ・カーソン(メグ・ライアン)に一目惚れ、付き合うようになります。その頃、ジムは詩の才能を高く評価され、レイ・マンザレク(カイル・マクラクラン)らとロックバンド“ザ・ドアーズ”を結成、デビューします。

メンバーは、他にジョン・デンズモア(ケヴィン・ディロン)、ロビー・クリーガー(フランク・ホエーリー)。彼らのライブは評判を得て行くのですが、当時の世相を反映し、次第に反逆の教祖に祭り上げられてしまいます。

音楽と詩で何かを模索するジムと、それを理解しない大衆。ジムの行動は徐々にエスカレートし、ついに1971年7月3日、バスタブの中で死体として発見されます。1943年12月8日フロリダ州メルボルン生まれ、27歳でした。

映画は、他にビリー・アイドル、マイケル・マドセン、キャスリーン・クインラン、マイケル・ウィンコット、ミミ・ロジャース、ウェス・ステューディと豪華。ジム・モリソンにそっくりで、ビューティフルなヴァル・キルマーに見惚れます。

未見の方にはぜひお勧めですが、この秋、本物のドアーズを描いた映画が公開されます。「ドアーズ/まぼろしの世界」(09)。監督は、ジム・ジャームッシュ作品「ストレンジャー・ザン・パラダイス」(84)「コーヒー&シガレッツ」(03)の撮影…

ブラッド・ピット主演の「ジョニー・スエード」(91)やマシュー・モディーン主演の「リアル・ブロンド」(97)の監督、トム・ディチロ。映画のナレーションを担当するのは、ジョニー・デップ。実際に撮影された映像を使って、彼らの創作活動を紹介します。

ところでドアーズの音楽と言えば、『ハートに火をつけて』(デニス・ホッパー監督・主演、ジョディ・フォスター主演のタイトル)や『ジ・エンド』(「地獄の黙示録」(79)に使用)など、名曲がいっぱい。今も永遠なのです。

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