[1月15日18時00分 天候:雪 東京都千代田区神田佐久間町 鳥貴族秋葉原昭和通り店]
雪が降りしきる中、私達は秋葉原駅前の複合ビルの中にある焼き鳥チェーン店に入った。
5名なので、ボックス席が予約されていた。
リサ「食べ放題なの!?」
愛原「食べ放題だよ。ついでに言うと、飲み放題でもある。というわけで、俺はビールだな」
高橋「ビールっスね。俺もビールにします」
パール「私もビールで」
リサ「わたしも……」
愛原「リサはいつも通り、オレンジジュースってことで!」
高橋「了解っス!」
リサ「釘を刺された……」
愛原「レイチェルは何にする?」
レイチェル「先にドリンクをオーダーするのがルールですか?」
愛原「まあ、そんなところだな。料理はその後」
ここの宴会メニューだと、最初の料理は店員がランダムで持って来ることになっている。
大抵は、人気商品を持ってくるらしい。
レイチェル「それじゃ、コーラで」
愛原「分かった」
ドリンクを注文すると、先にそれが来た。
リサ「東京中央学園『魔王軍』は、レイチェルを歓迎します」
レイチェル「Maoh-gun?」
高橋「正義の戦隊を勝手に悪の組織に入れるなw」
愛原「全く……。まあ、こんなBOWが日本にいるなんて、ビックリだろ?」
レイチェル「はい。BSAAでは全て内部情報として共有されていますが、ここまで人間社会に溶け込んいる個体は初めてです。……他にも例として、イーサン・ウィンターズやその娘ローズマリー・ウィンターズの例がありますが、前者はそもそもBOWの自覚が無かったこと、後者はまだヨチヨチ歩きのキッズです」
愛原「それでも、ヨチヨチ歩きまでは成長したのか」
レイチェル「はい。2021年生まれなので、まだ2歳ですね」
バイオハザード史上、最も若いBOWである。
今のところはBSAAの監視下に置かれ、所在地は不明となっているが、エヴリンを凌ぐ力を持っていると言われ、今のところはまだ普通の幼児だが、もしも制御が効かなくなった場合、リサが招聘される可能性もあるという。
愛原「そうか。こっちのリサは、17歳だがな」
リサ「エッヘン」<(`^´)>
もっとも、実年齢は50……。
店員「お待たせしました。トリキ晩餐会のスタートメニューです。こちらから、自由にオーダーできるようになります」
愛原「ありがとう」
レイチェル「これがYakitori...」
愛原「これがモモ肉、これが胸肉……。まあ、だいたいオーソドックスだな。……こりゃ何だ?」
高橋「これはハツっスね」
愛原「ハツか」
レイチェル「Hatsu?」
愛原「鶏の心臓。ハートが訛ってハツになったの」
私は自分の心臓を指さして言った。
レイチェル「Heart?!」
リサ「美味しいよ。先生のハツも美味しそう」
リサは牙を覗かせて、私の胸を見た。
愛原「血管の1本だって食わせるか!」
リサ「ちっ……」
レイチェル「リサ。やはり、人を食べたいと思うことはありますか?」
リサ「うん、ある。だからこうして、他の肉を食べて我慢してる」
レイチェル「Hum...食人の欲求はあるものの、他の獣肉で代用できる。報告書にある通りですね」
愛原「今のところはな」
[同日20時00分 天候:雪 鳥貴族秋葉原昭和通り店→都営地下鉄岩本町駅]
因みに食べ放題なのは、焼き鳥だけではない。
それ以外のフードメニューから、デザートまでである。
とり釜飯なんか頼んでみたら、これもレイチェルは気に入ってくれたようだ。
こうして2時間に渡る晩餐会は無事に終了した。
レイチェル「今日はありがとうございました。美味しい焼き鳥と御飯でした」
会計を済ませ、エレベーターに乗って1階まで下りる。
ビルの外に出ると、雪が更に強くなっているように見えた。
それでもまだ地表の温度はそこまで低いわけではないのか、路面が濡れている程度で、着地した雪がそれに融けるといった感じである。
もっとも、更に夜が深まって気温が下がれば、積もるかもしれない。
愛原「いやいや、こちらこそ、楽しかったよ」
リサ「また行こうね!」
愛原「えっ?あー、そうだな……」
レイチェル「いつかこの御礼をしたいです。うちでバーベキューの機会を作りたいと思います」
愛原「バーベキュー!?できるのか?」
レイチェル「交渉してみますよ」
レイチェルには、何か当てがあるらしい。
私達が日本料理を御馳走したので、レイチェルはアメリカ式にバーベキューという発想になったらしい。
愛原「分かった。期待しているよ。それより、随分雪が強くなってきた。地下鉄だから止まらないとは思うが、気をつけて帰るんだよ?」
レイチェル「分かっています。皆さんも気をつけて」
リサ「また明日、学校で」
レイチェル「Yeah.また明日」
レイチェルはそう言って、日比谷線秋葉原駅の階段を下りて行った。
私達を傘を差して、岩本町駅への道のりを進む。
リサと高橋は上着のフードを被ったが、パールは帽子だった。
元々ミリタリーファッションが好きなパールだが、帽子も黒いキャップである。
本当の軍人の卵であるレイチェルですら私服は普通の服なので、レイチェルがいる時は違和感があった。
愛原「急いで帰るぞ。ダイヤが乱れていたら、元も子もない」
高橋「はい」
それは周りの通行人達も同じようで、不慣れな降雪の中、家路を急ぐのであった。
[同日20時18分 天候:雪 千代田区神田岩本町 都営地下鉄岩本町駅→都営新宿線1900T電車最後尾車内]
駅には無事に着いたし、駅構内も比較的静かなことから、今のところはまだダイヤに大きな乱れは無いらしい。
愛原「ちょっとトイレ行ってくる」
リサ「あっ、わたしも」
ホッとしたのと寒さ、そして晩餐会で酒を飲んだせいか、トイレが近くなってしまった。
これから乗る電車ではなく、1本後の電車に乗ることにした。
〔まもなく4番線に、各駅停車、本八幡行きが、10両編成で到着します。ドアから離れて、お待ちください〕
トイレを済ませ、下りエスカレーターに乗ってホームに向かうと、ちょうど電車が来る頃だった。
リサ「わたし、実は今、ブルマ穿いてないの」
愛原「えっ、そうなの?スパッツ?」
リサ「ううん。そのままパンツ。ゴメンね」
愛原「いや、別にいいよ。それにしても珍しいな?最近、穿いてたのに。さすがに飽きたか?」
リサ「ううん。先生が飽きたらやめるけどね。何か、黒いスカートに合う紺色のブルマが今、洗濯中なの、2つとも」
愛原「なるほどな。じゃあ、帰ったらどうするんだ?」
リサ「……エンジ色、かなあ?先生は何色がいい?」
愛原「それならエンジでいいよ」
リサ「分かった。そうするね」
〔4番線の電車は、各駅停車、本八幡行きです。いわもとちょう、岩本町。秋葉原〕
やってきた電車は、往路と同じ都営の車両だった。
但し、初期のバージョンである。
空いている座席に腰かけたが、やはり中期以降の車両のそれと比べると、クッションが硬かった。
〔4番線、ドアが閉まります〕
短い発車メロディの後で、ドアが閉まる。
それから、電車が走り出した。
〔次は馬喰横山、馬喰横山。都営浅草線、JR総武快速線はお乗り換えです。お出口は、左側です〕
電車が走り出すと、ドアの上の表示板が何やら表示を始めた。
どうやら乗り入れ先の京王線、特に高尾山を走る京王高尾線辺りが、降雪の為、もしかすると明日、運行に影響が出るかもしれないという情報が流れて来た。
明日のリサの通学に影響があるかは分からないが、その京王線と相互乗り入れしている都営新宿線としても、無関心ではいられないということだろう。
最悪でも、京王新線との相互乗り入れが生きていれば、この都営新宿線内は影響が無いと思った。
雪が降りしきる中、私達は秋葉原駅前の複合ビルの中にある焼き鳥チェーン店に入った。
5名なので、ボックス席が予約されていた。
リサ「食べ放題なの!?」
愛原「食べ放題だよ。ついでに言うと、飲み放題でもある。というわけで、俺はビールだな」
高橋「ビールっスね。俺もビールにします」
パール「私もビールで」
リサ「わたしも……」
愛原「リサはいつも通り、オレンジジュースってことで!」
高橋「了解っス!」
リサ「釘を刺された……」
愛原「レイチェルは何にする?」
レイチェル「先にドリンクをオーダーするのがルールですか?」
愛原「まあ、そんなところだな。料理はその後」
ここの宴会メニューだと、最初の料理は店員がランダムで持って来ることになっている。
大抵は、人気商品を持ってくるらしい。
レイチェル「それじゃ、コーラで」
愛原「分かった」
ドリンクを注文すると、先にそれが来た。
リサ「東京中央学園『魔王軍』は、レイチェルを歓迎します」
レイチェル「Maoh-gun?」
高橋「正義の戦隊を勝手に悪の組織に入れるなw」
愛原「全く……。まあ、こんなBOWが日本にいるなんて、ビックリだろ?」
レイチェル「はい。BSAAでは全て内部情報として共有されていますが、ここまで人間社会に溶け込んいる個体は初めてです。……他にも例として、イーサン・ウィンターズやその娘ローズマリー・ウィンターズの例がありますが、前者はそもそもBOWの自覚が無かったこと、後者はまだヨチヨチ歩きのキッズです」
愛原「それでも、ヨチヨチ歩きまでは成長したのか」
レイチェル「はい。2021年生まれなので、まだ2歳ですね」
バイオハザード史上、最も若いBOWである。
今のところはBSAAの監視下に置かれ、所在地は不明となっているが、エヴリンを凌ぐ力を持っていると言われ、今のところはまだ普通の幼児だが、もしも制御が効かなくなった場合、リサが招聘される可能性もあるという。
愛原「そうか。こっちのリサは、17歳だがな」
リサ「エッヘン」<(`^´)>
もっとも、実年齢は50……。
店員「お待たせしました。トリキ晩餐会のスタートメニューです。こちらから、自由にオーダーできるようになります」
愛原「ありがとう」
レイチェル「これがYakitori...」
愛原「これがモモ肉、これが胸肉……。まあ、だいたいオーソドックスだな。……こりゃ何だ?」
高橋「これはハツっスね」
愛原「ハツか」
レイチェル「Hatsu?」
愛原「鶏の心臓。ハートが訛ってハツになったの」
私は自分の心臓を指さして言った。
レイチェル「Heart?!」
リサ「美味しいよ。先生のハツも美味しそう」
リサは牙を覗かせて、私の胸を見た。
愛原「血管の1本だって食わせるか!」
リサ「ちっ……」
レイチェル「リサ。やはり、人を食べたいと思うことはありますか?」
リサ「うん、ある。だからこうして、他の肉を食べて我慢してる」
レイチェル「Hum...食人の欲求はあるものの、他の獣肉で代用できる。報告書にある通りですね」
愛原「今のところはな」
[同日20時00分 天候:雪 鳥貴族秋葉原昭和通り店→都営地下鉄岩本町駅]
因みに食べ放題なのは、焼き鳥だけではない。
それ以外のフードメニューから、デザートまでである。
とり釜飯なんか頼んでみたら、これもレイチェルは気に入ってくれたようだ。
こうして2時間に渡る晩餐会は無事に終了した。
レイチェル「今日はありがとうございました。美味しい焼き鳥と御飯でした」
会計を済ませ、エレベーターに乗って1階まで下りる。
ビルの外に出ると、雪が更に強くなっているように見えた。
それでもまだ地表の温度はそこまで低いわけではないのか、路面が濡れている程度で、着地した雪がそれに融けるといった感じである。
もっとも、更に夜が深まって気温が下がれば、積もるかもしれない。
愛原「いやいや、こちらこそ、楽しかったよ」
リサ「また行こうね!」
愛原「えっ?あー、そうだな……」
レイチェル「いつかこの御礼をしたいです。うちでバーベキューの機会を作りたいと思います」
愛原「バーベキュー!?できるのか?」
レイチェル「交渉してみますよ」
レイチェルには、何か当てがあるらしい。
私達が日本料理を御馳走したので、レイチェルはアメリカ式にバーベキューという発想になったらしい。
愛原「分かった。期待しているよ。それより、随分雪が強くなってきた。地下鉄だから止まらないとは思うが、気をつけて帰るんだよ?」
レイチェル「分かっています。皆さんも気をつけて」
リサ「また明日、学校で」
レイチェル「Yeah.また明日」
レイチェルはそう言って、日比谷線秋葉原駅の階段を下りて行った。
私達を傘を差して、岩本町駅への道のりを進む。
リサと高橋は上着のフードを被ったが、パールは帽子だった。
元々ミリタリーファッションが好きなパールだが、帽子も黒いキャップである。
本当の軍人の卵であるレイチェルですら私服は普通の服なので、レイチェルがいる時は違和感があった。
愛原「急いで帰るぞ。ダイヤが乱れていたら、元も子もない」
高橋「はい」
それは周りの通行人達も同じようで、不慣れな降雪の中、家路を急ぐのであった。
[同日20時18分 天候:雪 千代田区神田岩本町 都営地下鉄岩本町駅→都営新宿線1900T電車最後尾車内]
駅には無事に着いたし、駅構内も比較的静かなことから、今のところはまだダイヤに大きな乱れは無いらしい。
愛原「ちょっとトイレ行ってくる」
リサ「あっ、わたしも」
ホッとしたのと寒さ、そして晩餐会で酒を飲んだせいか、トイレが近くなってしまった。
これから乗る電車ではなく、1本後の電車に乗ることにした。
〔まもなく4番線に、各駅停車、本八幡行きが、10両編成で到着します。ドアから離れて、お待ちください〕
トイレを済ませ、下りエスカレーターに乗ってホームに向かうと、ちょうど電車が来る頃だった。
リサ「わたし、実は今、ブルマ穿いてないの」
愛原「えっ、そうなの?スパッツ?」
リサ「ううん。そのままパンツ。ゴメンね」
愛原「いや、別にいいよ。それにしても珍しいな?最近、穿いてたのに。さすがに飽きたか?」
リサ「ううん。先生が飽きたらやめるけどね。何か、黒いスカートに合う紺色のブルマが今、洗濯中なの、2つとも」
愛原「なるほどな。じゃあ、帰ったらどうするんだ?」
リサ「……エンジ色、かなあ?先生は何色がいい?」
愛原「それならエンジでいいよ」
リサ「分かった。そうするね」
〔4番線の電車は、各駅停車、本八幡行きです。いわもとちょう、岩本町。秋葉原〕
やってきた電車は、往路と同じ都営の車両だった。
但し、初期のバージョンである。
空いている座席に腰かけたが、やはり中期以降の車両のそれと比べると、クッションが硬かった。
〔4番線、ドアが閉まります〕
短い発車メロディの後で、ドアが閉まる。
それから、電車が走り出した。
〔次は馬喰横山、馬喰横山。都営浅草線、JR総武快速線はお乗り換えです。お出口は、左側です〕
電車が走り出すと、ドアの上の表示板が何やら表示を始めた。
どうやら乗り入れ先の京王線、特に高尾山を走る京王高尾線辺りが、降雪の為、もしかすると明日、運行に影響が出るかもしれないという情報が流れて来た。
明日のリサの通学に影響があるかは分からないが、その京王線と相互乗り入れしている都営新宿線としても、無関心ではいられないということだろう。
最悪でも、京王新線との相互乗り入れが生きていれば、この都営新宿線内は影響が無いと思った。
私の職場では年に一度「人権・同和研修」が有りますが
其の研修の終了直後に,私に向かって「顔面の不自由な方」と
ほざいた奴が居ますが,其の後昇進してます。
言葉を言い換えたところで差別意識が無くなる訳で無い例です。
先日,シナ人が高級すし店でわざわざ職人の目前で
一貫一貫放射線測定をしてから食すという嫌がらせを配信。
そもそも,日本産食材の輸入禁止をしておきながら
旅行は解禁などという頓珍漢な事をする国ですからww
アカウントの凍結解除は無いと思いますよ?
有料化のバルーンを揚げて様子見してるようですが
広告収入が主な収入源である為,難しいでしょう。
御登山から帰る途中です。
西日本は同和研修があるのですね。
んっ?さんに対する言動を見ると、形骸化しているように思えます。
さて、Twitterの件ですが、今も尚、凍結は解除されていないもようです。
せっかくの情報源が勿体無いのですが、このままアカウントを畳もうかと思います。