コンパクトシティとは、徒歩による移動性を重視し、様々な機能が比較的小さなエリアに高密に詰まっている都市形態のこと。
コンパクトシティをかたちづくる要素としては、徒歩による移動性の確保、職住近接・建物の混合利用・複合土地利用といった様々な都市機能の混合化、建物の中高層化による都市の高密化、はっきりとした都市の境界や独自性を有すること等が挙げられる。ーEICネットー
森永卓郎氏(経済アナリスト)が、コンパクトシティに関連して興味深い指摘をされている。
ー2011年春に、九州新幹線が全線開通する。新幹線の中間駅となる熊本市においては、悲観的な見方が急速に高まっている。新幹線開通によって熊本と福岡(博多)が35分程度で結ばれれば、熊本の購買力が、高級品を中心に福岡に流出することは確実だろう。
これまでは熊本市内で宿泊していた観光客の多くが、新幹線開通後は素通りしてしまうと考えられるのだ。おそらく日帰りの観光客も増えるだろうし、熊本県を1日で通過して鹿児島県や宮崎県で泊まる人も増えるだろう。
熊本のように新幹線の中間駅にあり、すぐ近くに福岡のような大都市を控えている中小都市の生き延びる策として「コンパクトシティ」がある。
本格的な高齢社会を迎えるなかで、車に依存しない快適な暮らしに対するニーズは確実に増えていく。そう考えると、観光客を誘致するより、県外からの定住者を増やした方が必ずや発展に寄与するとわたしは思うのだ。ー
現在、小田原から新幹線を利用して他県に通勤・通学する者もいます。また、駅前のマンションが完成前に完売されるのも、退職後の住居を考えてのことかも知れません。参考になります。 小田原梅干
⇒欧州から学ぶ日本型コンパクトシティ構想
コンパクトシティをかたちづくる要素としては、徒歩による移動性の確保、職住近接・建物の混合利用・複合土地利用といった様々な都市機能の混合化、建物の中高層化による都市の高密化、はっきりとした都市の境界や独自性を有すること等が挙げられる。ーEICネットー
森永卓郎氏(経済アナリスト)が、コンパクトシティに関連して興味深い指摘をされている。
ー2011年春に、九州新幹線が全線開通する。新幹線の中間駅となる熊本市においては、悲観的な見方が急速に高まっている。新幹線開通によって熊本と福岡(博多)が35分程度で結ばれれば、熊本の購買力が、高級品を中心に福岡に流出することは確実だろう。
これまでは熊本市内で宿泊していた観光客の多くが、新幹線開通後は素通りしてしまうと考えられるのだ。おそらく日帰りの観光客も増えるだろうし、熊本県を1日で通過して鹿児島県や宮崎県で泊まる人も増えるだろう。
熊本のように新幹線の中間駅にあり、すぐ近くに福岡のような大都市を控えている中小都市の生き延びる策として「コンパクトシティ」がある。
本格的な高齢社会を迎えるなかで、車に依存しない快適な暮らしに対するニーズは確実に増えていく。そう考えると、観光客を誘致するより、県外からの定住者を増やした方が必ずや発展に寄与するとわたしは思うのだ。ー
現在、小田原から新幹線を利用して他県に通勤・通学する者もいます。また、駅前のマンションが完成前に完売されるのも、退職後の住居を考えてのことかも知れません。参考になります。 小田原梅干
⇒欧州から学ぶ日本型コンパクトシティ構想