マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

モーツァルト!

2010年12月20日 | ミュージカル
本日昼、井上芳雄君バージョン観てまいりました。

既に観た友人が言ってたとおり、芳雄君は随分男っぽく骨太のヴォルフになっていて驚かされました。
前はボーイソプラノのようなかん高い声で貴公子然としていたのが、ザラザラした低い声になり野性的なヴォルフに変身していてとても良かったです。今まで色々な舞台を経験してきたお陰かしら?演技に厚みがでましたね。
エリザで華々しくデビューした頃から着実に進化を遂げていて嬉しくなりました。

今日の席は、A席で2階G列センターでしたが、とても見やすくこれで6500円(リピーター割引)とは超お値打ち

モーツァルトってこんなに綺麗なステージだったっけ?というほど照明も衣裳も美しくて感激でした

1幕ラストのアマデの鬼気迫る演技素晴らしかった~因みに松田亜美ちゃんでした。

HIROさんのコンスは歌も演技も前回よりもミュージカルっぽくなっていて良かったです。今までのコンスは、お母さん達と一緒にヴォルフをたぶらかして利用してるような感じを受けたんだけど、HIROのコンスからは、ヴォルフのことが大好きなのにお互いの気持がだんだんすれ違っていくもどかしさみたいなものが感じられて、歌声は胸に迫るものがありました。

レオポルドが亡くなってからラスト迄のシーン、鳥肌立ちっぱなし。
井上くんだけじゃなくアンサンブルの皆さんのヴォルフを追い詰めるようなコーラスが素晴らしくて

山祐さんと市村さん、涼風さんはさすがの貫禄と抜群の安定感で
吉野さんのシカネーダはアドリブが随分増えましたね?!

テーマも楽曲も素晴らしくてやっぱりモーツアルトは名作ですね。
終演後、皆さん口々に「素晴らしかったね!」「これはナンバーワンだね!」と話してましたよ。


明後日は山崎ヴォルフに初見参です。