山崎育三郎君のヴォルフを観てきましたよ。
歌もうまいしバク転とかもしてたから身体能力も高そう!ビジュアル的にもやんちゃな役がよく似あってました。
山崎くんいいんだけどちょっと頑張り過ぎで見ていて疲れるわ~
と隣のおばさま達が話してたけど、私も同感。
素晴らしい熱演で、それはいいんだけど、一本調子のような気がしないでもないなあ・・・と。
緩急のつけ方の巧みさは井上ヴォルフの方に一日の長があるということかしらね。
山崎くんは中川晃教君と似た感じで好きなヴォルフなんですが、中川くんはもっと自然体だったように思います。
コンスタンツェ役HIROとのハーモニーも井上くんの声の方が聞きやすかったです。
でも父レオポルドとの確執のシーンなどは胸に迫るものがありました。
市村さんの息子を思うレオポルドの歌を聴いてたら涙が出てきました。
父との確執、自分の才能との戦い・・・天才も大変だけど周りも振り回されて大変なのね~
レオポルドと団十郎さんがダブって見えたのは私だけでしょうか?
香寿たつきさんの男爵夫人は素晴らしいですね。歌が上手いだけじゃなく母性と包容力を感じさせるスケールの大きさが素敵でした。
今日は前から2列目だったのでラストシーンで祐一郎さんや市村さんの目がうるうるしてるのを見てこちらもうるうるしてしまいました。
今日のアマデは黒木璃七ちゃん。今日が楽だったそうです。カテコでの山崎くんとのご挨拶が可愛かった。
色々注文付けたけど山崎ヴォルフは初めてなのにとっても良かったと思います。また「モーツァルト!」の再演があるとしたら是非山崎君で観たい!!と思っているのでよりパワーアップした姿をみせて欲しいと思っています。
今年の観劇納めがこんなに素敵な作品で本当に幸せ
帰路北の空に流れ星
を見ました。
来年も幸せな出合いがいっぱいありますように。