マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

レ・ミゼラブル

2013年01月07日 | 舞台・映画
映画の「レ・ミゼラブル」を観てきました。

「オペラ座の怪人」と同じようにミュージカルの舞台版を忠実に映像化しているのですが、舞台とはまた違った感動がありました。

オープニングの前奏が始まった途端ゾクゾクッとしましたよ。

この辺で既にうるうる

ジャンバルジャン達囚人たちの労働が、あんなにも過酷だとは想像だにしませんでした。(舞台を観てた時は)

あのシーンは衝撃的でした。映像ならではの感動です。

仮釈放された後も町の人々に石つぶてを投げられて追い払われ(この辺は砂の器の加藤嘉さんを思い出して)、飢えてやっとたどり着いた修道院で神父様に拾われます。

神父は食べ物と寝床を与えてくれジャンバルジャンは久しぶりに人間らしい扱いを受けたのですが・・・人を信じられなくなり憎しみに凝り固まっている彼は金目の物を盗んで夜中に逃げ出します。

翌朝、警官に捕らえられ修道院に連れ戻された彼に神父は言います。

これらは彼が言ってる通り私があげた物です。でもあなたは、どうしてこの一番価値のある銀の燭台を持っていかなかったのですか?折角これもあげたのに!  この辺で号泣しそうでした

この神父の慈愛に満ちた言葉によってジャンバルジャンは生まれ変わろう!と決意するのです。

この切り立った山のてっぺんにある修道院で彼が叫ぶシーンも圧巻です。

この後、月日は立ち バルジャンはマドレーヌ市長として登場するのですが、ホントに同じ人???と思うほど違っててびっくりです。ヒュー・ジャックマンは見た目も歌もジャンバルジャンにピッタリで素晴らしかったです

ラッセル・クロウのジャベールもアン・ハサウェイのファンテーヌも。

エポニーヌもコゼットもマリウスもアンジョルラスも皆さん本当に歌が上手

でも一番のはまり役はヘレナ・ボナム・カーターの宿屋の女将、もうピッタリ

私はミュージカルのレミゼを何回も観ているので全然違和感なかったけど、観たことない人はどう感じたのかしら?興味あります。

でもスマステーションの月一吾郎でも稲垣吾郎さんがナンバーワンに推していたので、ミュージカルって突然歌いだすから嫌い!という人でも大丈夫かも。だって突然どころか全編歌ですから

何回でも観たい映画です。DVD出たら絶対買います