世田谷美術館で開催中の「松本竣介展」
とても良かったです。
実はこの展覧会のポスターを見るまで松本竣介という画家のことは全然知らなかったのですが、
ポスターに使われていた「Y市の橋」という作品が妙に心に引っかかって。
実はこのY市とは、横浜市のことだったのですね。
そして、昨年末に行った近代美術館の「美術にぶるっ!」という美術展の中で 初めて松本竣介の作品を2点見たことを思い出した次第。
1点は「Y市の橋」、もう1点は絶筆となった作品でした。
色調は暗いんですが美しい作品です。
世田美のは、彼の歩みが分かるような構成になっていて面白かった。
単なる写生からだんだんに自分のスタイルで表現しようと模索している姿が浮かぶようで。
ある時はルオーのようだったり、またある時はミロの様でもあり、シャガールっぽくもあり、色使いもその時々で違っていてどんどん変化していくので見ていて飽きなかった。
36歳で亡くなったそうですが、実に多くの作品があり見応えがありました。
耳が不自由だったために兵隊検査に落ちた彼は、家族を疎開させて自分だけ東京に残って絵を描き続けました。
疎開先の子供に送った手紙が何点も展示されていていましたが、墨?で描いた絵に綺麗に彩色されていました。
家族への深い愛情を感じました。
とても良かったです。
実はこの展覧会のポスターを見るまで松本竣介という画家のことは全然知らなかったのですが、
ポスターに使われていた「Y市の橋」という作品が妙に心に引っかかって。
実はこのY市とは、横浜市のことだったのですね。
そして、昨年末に行った近代美術館の「美術にぶるっ!」という美術展の中で 初めて松本竣介の作品を2点見たことを思い出した次第。
1点は「Y市の橋」、もう1点は絶筆となった作品でした。
色調は暗いんですが美しい作品です。
世田美のは、彼の歩みが分かるような構成になっていて面白かった。
単なる写生からだんだんに自分のスタイルで表現しようと模索している姿が浮かぶようで。
ある時はルオーのようだったり、またある時はミロの様でもあり、シャガールっぽくもあり、色使いもその時々で違っていてどんどん変化していくので見ていて飽きなかった。
36歳で亡くなったそうですが、実に多くの作品があり見応えがありました。
耳が不自由だったために兵隊検査に落ちた彼は、家族を疎開させて自分だけ東京に残って絵を描き続けました。
疎開先の子供に送った手紙が何点も展示されていていましたが、墨?で描いた絵に綺麗に彩色されていました。
家族への深い愛情を感じました。