マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

二都物語

2013年07月30日 | ミュージカル
久しぶりの帝劇で「二都物語」観劇。

レ・ミゼラブル以来である。

奇しくも先日宝塚で見た「ベルばら」や「レミゼ」に続くフランス革命三部作。

物語は、以前草剛×堀北真希で見ているので解っていたはずだったのだが、やはり一幕は長かった。

時々、意識が遠のく・・・

説明や伏線が多く全編歌のミュージカルと言うよりは、芝居の合間に歌が入るという感じ。

2幕に入って民衆の怒りが爆発するあたりからミュージカルらしくなってきた。

井上芳雄君と浦井健治君という2大プリンスの共演ということで楽しみにしていたので、その点ではビジュアルも歌も大いに楽しめたのだけど、残念だったのはどの曲も印象が薄く全然覚えていないこと。

出演者の皆さんは、それぞれ素晴らしく良い味出していて芝居としては良く出来ていると思うのだが、ミュージカルとしてはどうなんだろう?

それにしても濱田めぐみさん、凄いですね場の空気を全部さらってしまう歌唱力と存在感、素晴らしい

初舞台?の割に健闘されていたすみれさんは、背が高く美しく歌も思ったよりは良かったけど演技とかセリフ回しが・・・他の方々が皆さん達者な方ばかりなので観ていてちょっとね。まあ、英語がうまくないという役だったのでそこはハマってたのかなとも思うけど。

井上くんとルーシーの子供とのやり取りや、最後のお針子とのシーンが印象的。ラストも良い終わり方でした。

もっと覚えやすくて口ずさみたくなるような曲が多ければと残念な思いが残ります。