マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

ドン・ジュアン2回目

2016年06月25日 | 宝塚
本日二回目の観劇、そしてmy楽。

今日のお席は2階上手寄り。よく見えます。(でもKAATは下手側のほうがトイレに近くていいかもね。)

一昨日に比べて皆さん一段とパワーアップしてました。フラメンコも凄い迫力だったし。

だいもん、ヤバイヤバすぎる  魂持って行かれそうになった。

一幕ラストのマリアと出逢ってしまった後のドン・ジュアンの魂の絶唱は胸をえぐられるようだった。

二幕でささやかな暮らしを夢見て、最後は眠るように二人で死にたい・・・と願う二人なのに。

今まで悪行を重ねてきたドン・ジュアンにはそれが許されない。

愛の為に死ぬ!という呪いの言葉通り、マリアへの愛の為に罪人として生きるより人として死ぬことを選んだドン・ジュアン。

「この世は愛に満ち溢れているが、お前はそこにはいなかった」と言われたドン・ジュアンだったが最後に愛の為に身を捧げられてやっと神様に許されたのだろうか。

オペラで「ドン・ジョバンニ」を観た時には、こんな酷い男は殺されて当然の報いだとひと欠片の同情もなかったけど。

だいもんの演じたドン・ジュアンはプレイボーイで決闘で騎士団長を殺してしまうが、愛嬌もあり人というほど悪人に描かれていないので最後はちょっと可愛そうだった。

マリアの恋人ラファエロの出現により嫉妬に悶え苦しむだいもんが超セクシーで、こりゃあ女達が次々引っかかっちゃうのもわかるよなぁ~と思ったのでした。

ひとこちゃん(永久輝せあ)のラファエロはスラリとしてかっこ良かったです。立ち姿もお顔もとても美しくて、かなめ様を思い出してしまいました。

そう言えば一昨日グッズ売り場に並んでいた、れいこ&ひとこのポートレートは売り切れちゃったのか今日はありませんでした。

ドン・ジュアン、とにかく素晴らしいです

「1789」や「ロミジュリ」のように東宝でやるとしたら・・・と考えても望海風斗のドン・ジュアン以外思い付きません。

死んでいくだいもんを見ていたら何故だか急に「覇王別姫」のラストシーンが蘇ってきました。レスリー・チャンの演じたあの役を姫で観てみたい男を翻弄するファム・ファタール。ピッタリじゃない?

帰宅したらお茶会のお礼状が届いていました。

姫の可愛い笑顔、やっぱり大好き

これからもずっと笑顔でいられますように

応援しています。