マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

盲導犬

2013年07月08日 | 舞台・映画
シアターコクーンにて「盲導犬」観劇。



唐十郎作・蜷川幸雄演出、主演は宮沢りえ、古田新太、小出恵介、木場勝己。

わかりにくく、いかにも唐さんの演劇っぽいこの舞台。

随所に笑いがちりばめられていて・・というか、このメンツだからこそ生まれる笑い。

面白かった

小出君は、古田さんにいいように弄ばれていましたがとても楽しげに演じていたのが印象的。

りえちゃんは、流石の貫禄。女優魂を見せて頂きました。

本日は最前列センターという素晴らしい席で、犬の毛が飛んでくるわ、俳優さんたちの汗やつばが飛んでくるわ。。凄い臨場感で本物のイヌがハアハア言ってたりいうこと聞かなかったりするのも間近に見られ大変貴重な経験をさせて頂きました。

テーマは不服従ということかと思うのですが最後に盲導犬の装具をつけられたりえちゃんの取り憑かれたような狂気の演技が凄まじかったです。

観られて本当に良かった




ウィーン・ミュージカル・コンサート2

2013年07月06日 | コンサート
渋谷のオーチャードホールに行って来ました。

「ウィーン・ミュージカル・コンサート2」素晴らしいコンサートでした

オープニングは「ダンス・オブ・ヴァンパイア」から「オーヴァーチュア」「愛のデュエット」「サラへ」「抑えがたき欲望」

「ルドルフ」から「二人を信じて」「それ以上の・・・」

間に出演者へのインタビューも交えて前半は「モーツアルト!」の曲を中心に。
「僕こそ音楽」「何処だ、モーツアルト」「星から降る金」「ちょっぴりオツムに、ちょっぴりハートに」「何故愛せないの?」「神よ、何故許される」

20分の休憩を挟んで後半は、「「ロミジュリ」の「舞踏会」「本当の俺じゃない」「世界の王」で始まり既にノリノリの中
「レベッカ」から「何者にも負けない」「レベッカ」で場内大興奮。

そしていよいよエリザベート
「オーヴァーチュア」「最後のダンス」「わたしだけに」「私が踊る時」「魂の自由」「僕はママの鏡だから」「闇が広がる」「夜のボート」「愛のテーマ」


カテコの後の日替わりのボーナスコンサートは本日は「レミゼ」ということで、マヤさんが「夢破れて」、ルカス・ペルマンとが「星よ」を歌ってくれました。

そして最後は、マヤさんの「私だけに」で〆。

全部で3時間程のコンサートでした。

やはり本場の皆さんは凄かった~

凄い迫力、そして素晴らしい歌唱力と表現力。

どんな高音でもらくらくと朗々と歌い上げる歌姫たちにです。

日本版のエリザベートにもこういう方出てきて欲しいです。

韓国の方の「レベッカ」も凄かったです。しばらく拍手鳴り止まず。

メンズも負けてはいませんでした。

これ観ちゃった後で日本のミュージカル観たら「???」って感じだろうね~などど話している人や「モーツアルト!」や「ロミジュリ」観れば良かったな~と語り合う人がいて、皆さんの満足している様子を見て関係者でもないのにとても嬉しくなりました

さすがミュージカル好きのお客さんが集結してるだけあり、手拍子のタイミングとかノリの良さとか客席も熱く盛り上がってとても楽しいひと時でありました。

それにしてもルカスのサービス精神は素晴らしいわ

日本でしか観られない組み合わせも堪能でき大満足

ミュージカルファンの皆様もそうでない方も観ないと後悔しますよ~


断色と七月花形歌舞伎

2013年07月04日 | 歌舞伎
本日は青山円形劇場の「断色」と歌舞伎座での七月花形歌舞伎「東海道四谷怪談」を観劇。

「断色」は、狭い空間での堤真一・田中哲司・麻生久美子さん三人の激しいぶつかり合いが迫力ありました。

麻生久美子さんが、とっても清楚で可憐で彼女が言うとどんなセリフもいやらしく聞こえないのが不思議でした。

歌舞伎座の四谷怪談。



本日初日ということで、役者さんの奥様方がズラリ勢揃いして、幕間や終演後にロビーでご贔屓さんに挨拶されてる姿を見てちょっと得した気分。

菊之助のお岩が儚い美しさでとても哀れに思えました。

蛍狩りのシーンは幻想的でとても素敵です。

復活してくれて嬉しい

その後のスペクタクルな提灯抜けとか戸板返し、菊之助の早替りなど後半は見どころ一杯。

通し狂言なので初心者にもわかりやすくていいかもしれません。

今日は何故か外国人の方が大勢観劇されていました。


ベルサイユのばら フェルゼン編2回目

2013年07月03日 | 宝塚
ベルばらのチケットは激戦だからとあちこちに頼んでいたら思いもかけず3公演も取れてしまった。

1つは友人に譲ったものの、前回見て以来、頭の中をあの曲この曲がリフレインしている状態。

ええいままよと本日2度めの観劇と相成りました。

お隣はフーテンの寅さんのようなおじさま。

ダフ屋さんが、チケットを捌き切れないで仕方なく自分で観たらハマってしまって・・・という話を思い出してしまいました

前回は、雪組ってビジュアルはいいけど歌はイマイチと思って帰ってきたのですが、それは思い違いだったみたい。

今日は、皆さん歌もダンスも素晴らしかった。

前回気になったアンドレは未涼さんという方らしいのですが、今日もすごく素敵でオスカルの全てを包み込むような優しく大人のアンドレでした。見た目も凛々しくカッコイイのですが、声が物凄く魅力的。歌もとってもお上手です。

オスカル役の早霧さんは、前回ちょっと歌が不安定で心配だったのですが、今日は良かったです。
アンドレ・オスカル編よりも二人のシーンがすっきりしててこちらの演出のほうが好きです。

フェルゼンに関しては、王妃を誑かした優男のプレイボーイとして今まであまりいい印象を持ってなかったのですが、壮フェルゼンは見た目も凛々しく男気のある素敵なフェルゼンでした。

冒頭の登場シーンからテンション上がりまくり。

初めてフェルゼンを好きになった王妃とオスカルに共感出来ました。

ダンスにも色気があるし歌も情感がこもっていて素晴らしかった

同じ事が愛加アントワネットにも言えます。出番が少なくてもったいな~い

ベルナールとロザリーも良かったし、雪組結構凄いかもと思った次第。

レビューも短かったけどこういうの好みです。

体中の血流が良くなったみたいでとてもハッピーな気持ちで帰ってきました。


わらしべ長者?

2013年07月02日 | 舞台・映画
先日、知り合いから某劇場の1等席の招待券を戴いた。

あいにく私はその日はコンサートの予定があったので友人に譲ったところ・・・

今日、その友人から歌舞伎座の招待券があるから一緒に行かない?とのお誘いが。

情けは人の為ならず、巡り巡って己のため、ということですかね