たにしのアブク 風綴り

87歳になります。独り徘徊と追慕の日々は永く切ない。

セルビアのブランディー ラキヤ

2012-03-20 17:26:19 | 頂き物

ラキヤというアルコール飲料を知りました。
バルカン半島の旧ユーゴスラビア・南スラヴ人たちの国民的飲料ということです。

昨年の秋、所属しているボランティア団体の関わったイベントで、
セルビアのベオグラード大学日本語学科卒業のゲストをお招きした際に、
お土産にご持参くださった一品です。

南スラヴとは主にバルカン半島周辺の旧ユーゴスラビアを構成していた
セルビア、モンテネグロ、クロアチア、マケドニア、ブルガリアなどの地域。
これらのお国の国民的なアルコール飲料です。
発酵させた果実から作られる蒸留酒でとても強く、
アルコール度数は40%から60%程度まであるという。



いろいろな果実から作ったものがあって、
スモモ、ブドウ、アンズ、リンゴ、サクランボなどを用いても生産・飲用されているという。
ベオグラードにはラキヤバーが何軒もあって、
市民の溜まり場になっているとのことでした。

いただいたプラム原料のラキヤは45度でした。
オンザロックで飲むと、実に爽やかな飲み心地になります。

国内ではめったに手に入らない代物です。
貴重品として、ときどき食前酒で舐めています。

晴れ間の妙高山

2012-02-23 07:00:21 | 頂き物

越後平野の雪ウサギさんが
晴れ間に妙高山を撮ったと、送付してくれました。
妙高山は日本百名山の一つです。

このような光景を日々見ていたら、
きっと、たにしの爺も、気高い気分に成れるでしょうな。
隣の火打山の雪の鋭鋒が見えにくいのが残念です。

昨日は全国的に緩みましたが、
まだまだ「春は名のみの寒さかな」です。

ヨーロッパ土産 ハンガリー パブリカ フォグラ

2010-10-23 09:41:16 | 頂き物

ご近所のご夫妻がヨーロッパ旅行をしてきました。
お土産をいただきました。ハンガリーの物のようです。

ひとつは、ハンガリー料理の香辛料に欠かせないパプリカパウダーです。
ピーマンを大きくした形状で、赤や黄色で日本のスーパーでも売っています。
ハンガリーはパプリカの産地として特に有名で、
料理にもふんだんに使われているという。

ハンガリー料理といえば、もう十年以上も昔になるけれど、
在日ハンガリー観光局長さんによる、パーティーに参加したことがあります。
局長さん手ずから、なべに小切れの牛肉を入れて、煮込んでくれた。
パブリカ風味牛肉スープ。
そのとき、パブリカパウダーがあったか、なかったか記憶は定かではない。



お土産のパブリカパウダーの袋は、これもハンガリーの名産「カロチャ刺繍」ですね。
ハンガリー刺繍は、その繊細さとカラフルさで世界遺産級だという。
溢れんばかりの、花の刺繍が施された民族衣装、特にスカートの少女、
テレビの旅番組などでよく目にします。

もうひとつは WENSCHITZ 
wenschitz

ウェンズリーのチョコレートです。
最高級の原料で作る手作りチョコレート・ウェンズリー。
ユニークな味と芸術的な洗練が特徴のチョコレートスイーツがレシピです。



もうひとつは、世界の三大珍味のひとつ・フォアグラ。

三つ目のオーストリア土産はフォアグラの缶詰。
帯を巻き取りながら開ける缶に入っている。
開ける途中で巻取りに失敗して、手がどろどろになった。
形も崩れてべとべとになってしまった。

これがフランス料理をはじめヨーロッパの高級料理に出る珍味か。
アボガドを油っぽくした感じの味。
パンにつけるとよいと聞いたが、
パンがなかったので、舐めたり、うどんにいれて食べてみたが、それほど美味しいものではなかった。

でも、わざわざ買ってきてくださったご近所さん夫妻には、
お礼をします。味わったことがなかった世界の珍味を、初めて食しました。

たにしの爺、海外旅行は経験が少なく、多く語ることも経験もありませんが、
海外旅行中に、人様への土産を選ぶって、とっても面倒で、
大変なエネルギーを要することは知っています。

3品もいただき、ありがとうございました。
ご馳走様でした。記念にブログに残しました。

ロンドンの お土産を いただく。

2009-09-20 12:23:17 | 頂き物
見た目は地味だが、とても美味しい。

 赤い丸缶はTraditional English Biscuits。
イギリスでは最もおなじみのビスケットですね。



ウィンザー城やバッキンガム宮殿など、有名観光地に行けば目に付きます。
いただいた丸缶は、スコットランドのエディンバラの、
ホリールードハウス宮殿に行った際、買われた物だそうです。

 銀色の四角い缶は「セイラのグラスミア・ジンジャーブレッド」。
イギリス・湖水地方の小さな村グラスミアに伝わる銘菓だという。


 ここグラスミアは、湖水地方をこよなく愛した詩人・ワーズワースの詩作の村でも有名だと知りました。Webで見てみよう。

海外旅行でお土産を買うって、
あげたい方の顔を思い浮かべながら、あれこれ悩むのは、
かなりエネルギーと気を遣います。
それが楽しみと思う人もいますが、爺などは面倒で写真を撮るだけで済まします。

 だから海外旅行のお土産をいただくと、とても感激して、
食べたり、見たり、触れたりして学習します。

 最近では、スイスのレダッハのチョコ台北の書箋、今回のロンドンなど。
改めて有り難うございます。
 今のところ、たにしの爺、外国旅行ができる状況にありません。
いただくばかりでゴメン。


台北土産に書籤・栞をいただく

2009-07-18 22:15:41 | 頂き物
 
 ボランティア仲間の先輩から、台湾旅行のお土産を頂きました。
 書籤・栞です。
 「へー、これがしおり。」さすが、 漢籍の国。
おしゃれなステーショナリーですね。
言われなければ、シオリとは思えません。

 爺の知っているシオリ・栞は紙製のペロッとしたものばかりでした。
少しWebで探ってみました。
なかなかウンチクのあることが分かりました。

 しおり①紙・布・革などで作り、書物の間に挟んで目印とするもの。②簡単な手引書。案内書。③山道などの道しるべ。

ブックマーク、お気に入り=Web検索でお馴染み。
ドッグイア=ページの角を折って栞代わりにした状態。
スピン=本の上部に直接糊付けされたひも。お馴染みなアレです。



 素敵なページに遭遇しました。
早速ブックマークしました。
「物語の栞の物語」



「書籤」を頂いたボランティアの先輩、市の委託団体のボランティアの幹部で、
爺もこの団体の末席で参加しています。
この幹部さん、最近とても悩めることが多すぎると嘆いていました。

 ボランティアと言えば、みな善意の人ばかりで、確執など生じないものと信じていたが、人の心はさまざまで、会議中に罵詈雑言、名指し指差しで非難、見当違いな反論、セクハラ発言までする。

 あるいは、ボランティアの委託分を超して、お小遣を稼ぐグループまで出る始末。
注意すれば開き直って、別組織を立ち上げて、ボランティア本体に挑戦する。
とんでもない人たちも出てくる。
 みな、それなりの立派な職業歴を持った方や、教養豊かな家庭の主婦たちなのに、なんでこうなるの?

 爺が思うには、ボランティアなんてホドホドがいい。
一生懸命になると、自己主張や権力欲が生じてくる。
 善意が強いほど、また他者への憎悪も強くなる。
この「パラドキシカル」な心理が集団を支配する。
そうなると、自分にとって自明の理でも、
相手はそうでない。非難・憎しみが増幅する。

 先輩様。
会社や官庁のように、上下指揮命令関係にない、
ボランティア団体のような、水平関係がこじれると、
修復の道は困難です。
 めげずに時を待つしかありませんね。


たにしの爺、レダラッハのチョコを堪能

2009-05-02 09:06:25 | 頂き物

世界でも最高級チョコレートといわれるスイスのレダラッハ(LADERACH)。
スイス・アルプスの麓の町の直売品をお土産に戴いた。

一口頂くと、なんともいえない上品なコクと、
やさしいミルクの風味が広がった。
こんなにおいしチョコは、たにしの爺は始めて。



下記のサイトで見ると、
ピュアデライトチョコレートということが分かりました。

以下のサイトでゆっくりご覧ください。

スイス:本店
Confiseur Laderach AG Bleiche 4
CH-8755 Ennenda
Switzerland

日本語版

伽羅蕗(きゃらぶき)を摘むハシに吹く野地の風

2006-06-06 21:23:48 | 頂き物

伽羅蕗を煮る大鍋を買ひにけり  綾子
俳句とともに、季節の香り。伝統の食品が今年も届いた。
手間と時間をたっぷりかけ、伽羅色に煮込まれた「フキ」

毎年この時期になると届く逸品だ。綾さん、こんなにもたくさん有難う。
とにかく手間のかかる食品だ。野に出でて、採って、皮を剥いて、
茎を湯掻いて、茹でて、味付けて、煮しめて……
大鍋一杯の生フキが出来上がりはどんぶり一杯分に。

伽羅蕗・キャラブキ=蕗(フキ)の茎を醤油で伽羅色になるまで煮しめた料理。伽羅煮。
伽羅は、香木の種類。沈香(じんこう)の最高の種類だという。
伽羅の木、イチイ科の常緑針葉樹の低木。庭園・生垣に植栽される。(広辞苑から)

細い野生のフキが最適。細ければ細いほど、味が染みて水分が枯れて、まさにキャラボクを噛むが如し。冷凍庫でカチカチに保存。少しずつ楽しめば、秋まで保つだろう。
高血圧のたにし、塩分気にしつつ伽羅の味。