ラキヤというアルコール飲料を知りました。
バルカン半島の旧ユーゴスラビア・南スラヴ人たちの国民的飲料ということです。
昨年の秋、所属しているボランティア団体の関わったイベントで、
セルビアのベオグラード大学日本語学科卒業のゲストをお招きした際に、
お土産にご持参くださった一品です。
南スラヴとは主にバルカン半島周辺の旧ユーゴスラビアを構成していた
セルビア、モンテネグロ、クロアチア、マケドニア、ブルガリアなどの地域。
これらのお国の国民的なアルコール飲料です。
発酵させた果実から作られる蒸留酒でとても強く、
アルコール度数は40%から60%程度まであるという。
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いろいろな果実から作ったものがあって、
スモモ、ブドウ、アンズ、リンゴ、サクランボなどを用いても生産・飲用されているという。
ベオグラードにはラキヤバーが何軒もあって、
市民の溜まり場になっているとのことでした。
いただいたプラム原料のラキヤは45度でした。
オンザロックで飲むと、実に爽やかな飲み心地になります。
国内ではめったに手に入らない代物です。
貴重品として、ときどき食前酒で舐めています。