今日は節分。豆まきです。
最近は、太巻きを、丸かじりするのだそうです。
コンビニ、スーパーでも売っています。
そして立春です。タマゴが立つ日ですね。
季節は少しずつ春に向かって動きはじめる。
麦踏みながら
作詞 関根利根雄/土岐善麿補作 作曲 玉利明
1 山ふところの だんだん畑
麦踏みながら 見た雲は
あれは浮雲 流れ雲
一畝(ひとうね)踏んで ふりむけば
風にちぎれて 空ばかり
2 山ふところの だんだん畑
麦踏みながら 見た人は
あれは商人(あきんど) 旅すがた
一畝踏んで ふりむけば
もみじがくれの うしろ影
3 山ふところの だんだん畑
麦踏みながら 見た鳥は
あれはかりがね 親子づれ
一畝踏んで ふりむけば
峰は夕映え ひとつ星
麦踏みは、芽がでて数センチになった麦を、一畝(ひとうね)、一畝(ひとうね)踏んでいく、早春の農作業です。
この作業を行うことによって、霜柱ができたときでも、土が持ち上がらず麦の根を保護し、根も強くなり麦の生育を助けます。
麦踏みをタニシの記憶でたどれば、雪解け後の寒風に身を縮めながら、家中で田圃に並んで、一歩ずつ地下足袋でひたすら、踏んでいく、学校から帰ってもこれをやっていれば、勉強をしなくてもすむ。夕餉の後は疲れて寝るだけです。
いま麦作をやっている人が、日本にいるだろうか。
日本人の食べ物は自給率40%だという。自分たちの口に入れる食物の60%が外国産の輸入物。特に最近、中国品が急増している。
残留農薬漬けの野菜を売りつける国も、それを買ってくる輸入業者も無責任極まりない。
自国民が口に入れる食品を老舗料亭から、零細食肉業者まで日本人でさえ、偽装食品を製造販売するのだから、あの危ない国が、どんなものを造っているのか恐ろしくなる。
市場主義、コマーシャリズムの行き先は、破滅への道。
タニシのあぶく綴り――