たにしのアブク 風綴り

86歳・たにしの爺。独り徘徊と追慕の日々は永い。

今日は、24節気の白露

2008-09-07 08:28:48 | Journalism

暦便覧によると、陰気ようやく重なりて
露にごりて白色となれば也、と記されている。

秋の気配が濃くなってくる。
日本の詩歌の自覚が最も豊かに表出される季節です。

今年のこの日最も霧に包まれるのは、この人・白露山 佑太は、ロシア連邦北オセチア・アラニヤ共和国ウラジカフカス市出身で北の湖部屋。と兄弟の露山。
二人は、見たことも触ったこともないといっている。
シロクロ付けるのは悩ましい。
黒にしたら、日本相撲協会崩壊への道。
国技が露となってしまう。
白にする、科学的根拠はあるのだろうか。

タニシの目線で最も恐ろしいのは、
「北朝鮮の核復活」だ。
空洞化する6ヵ国協議。
①アメリカ、大統領選挙本番を迎え、金正日などかまっていられない。
②ロシア、グルジアとの武力衝突や化石エネンルギー抱え込み戦略で、北朝鮮など、どうでもいい。
③中国、ポスト五輪のバブル化した国内経済の建て直しと少数民族問題、地震復興で国内問題が急務。
④韓国、竹島確保が最大の国家的事業。国民の関心はそっちが一番。それにもともと、北の高圧的態度にビビッている。
⑤日本、「もう、ぼくには耐えられない」と言わんばかりに、国のトップリーダーが、仕事を放り出してしまった。「拉致家族再調査延期」と言ってきても、何にも反応できない始末。

 そして、この間を絶好のチャンスとばかりに、核施設整備、拡充を、着々と進めるキムジョンイルの北朝鮮。
気がついてみたら、アジアで最も危険な「核大国」が出来上がっている。核を武器に、強面(こわもて)の外交戦略に出てきた場合、どうするの。小沢さん。

 これからの世界の指導者は「タカ派」が主流になる。アメリカの大統領は共和党のマケインが当選する。副大統領の女史は「超タカ派」。ハトはタカには勝てない。
日本はどうか。麻生、小池、石破が総裁選に名乗りを上げた。3人とのどちらかと言えば「タカ派」。
ものすごい危険性もあるが、いまの日本の閉鎖性を打破するには、この3人は「時代が要請した」指導者と言えなくもない。
 霞ヶ関のポチ・前総理で日本は何も改革されない。またその亜流でも官僚が蝕む、日本社会は衰退する。

 国民は危険な賭けに出るか。官僚支配の構図温存政治を選ぶか。

タニシの秋天はいつ来る。冬も来る。ぶつ・ぶつ・ぶつ