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年頭に当たり、
皆様のご多幸を祈念いたします。
旧年中、湧水田のたにしの爺の「あぶく綴り」を、
見て下さったすべての方に感謝を申し上げます。
また、ご不快になられたか方にはご勘弁ください。
いま日本に限らず、世界は100年に一度といわれる、経済的困難に直面しています。
そして、「日常がどこでも戦場と化す国際テロ」の恐怖が世界に満ちています。
「宗教」「民族」「領土」「貧富」が存在する限り、
人類は血を流し続ける。
翻って、悠久の宇宙は地上の諍いなど知らない。
今年は国連が定めた「世界天文年2009」です。
イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を夜空に向け、
宇宙への扉を開いた1609年から400年の節目の年。
国際連合、ユネスコ、国際天文学連合は2009年を
「世界天文年(International Year of Astronomy:略称 IYA)」と定めた。
スローガンは、
THE UNIVERSE: YOURS TO DISCOVER
宇宙 … 解き明かすのはあなた
一方、地球の未来に黄信号が灯っている。
化石燃料をエネルギーとして使い続けてきた人類は、
地球環境の危機に直面して、宇宙に救いを求め始めた。
生活エネルギーを「太陽光発電」に切り替えようとしている。
大気の水素を燃料とする「燃料電池」などによる、
クリーン・エネルギーのベストミックス実用化元年にもなるだろう。
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冬の星座の瞬きが宇宙に広がっている。