4月3日の、たにしのブログにアップした、
「梨の木」剪定枝でクリーエネルギー発電の続編です。
当地方は梨の栽培で全国有数の産地です。
結実した青い実が膨らみ始めています。
7月に入れば早生物は出荷が始まります。
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ナシ農家では12月から3月にかけて、
梨枝の剪定作業が行われます。
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大量に出る剪定枝は近年、
バイオマス事業者と提携して、剪定枝の集積を図り、
バイオマス発電燃料として供給しています。
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前回の記事は、その集積場の情景と、
バイオマスとは、その発電とはなど
クリーンエネルギーについて、
ささやかな知識を述べました。
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今回は「剪定枝の集積場」で燃料に加工する、
チップにしている現場を見ることが出来ました。
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樹木は炭酸ガスを吸収して、酸素を放出します。
その樹木の間伐材や木造家屋の破砕木、剪定枝など、
チップ化し、燃料としてタービンを回して発電します。
燃やせばCO2が発生しますが、
生育中にはCO2を吸収しています。
CO2濃度にプラスマイナスゼロです。
カーボンニュートラルという。
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それに引き換え化石燃料である、
石炭、重油、天然ガスなどは、
大気中にCO2の濃度を高める。
地球温暖化、気候変動の原因になっています。
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市川、船橋、鎌ケ谷、松戸、白井、印西、柏など、
ナシ栽培地帯はクリーンエネルギーの供給地です。
今年の梨の花の開花は異常に早かったけれど、
実の出来具合はどうでしょうかね。