とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014那須岳登山:朝日岳編

2014-09-05 00:05:27 | 山登り
三本槍岳は、名前とは裏腹に女性的な山容で緑の草原が広がっている。ゆっくり歩くには、心地よい風景だ。


北温泉への分岐を過ぎると、清水平という湿原に出る。那須岳で唯一の木道があり、ここで湿原を見るなんて思いもよらなかった。




清水平を過ぎて、少し上がって行くと池が見えた。


さらに上がって行く。


前方に尖った山が見えてきた。これが、朝日岳だ。


朝日岳に行くまでには、一旦下る。少しガスもかかってきた。




朝日岳の肩でいったん休憩する。


山頂までは5分くらいだが、荷物を置いて空身で行くことにした。


ほどなく朝日岳1896mの山頂に到着する。那須岳の中では、一番急峻な山で、山頂部は狭い。しかも岩場やガレ場が多く周辺には緑が全くない。


朝日岳から、いよいよ下山だ。三本槍岳とはまったく違った様相の山で、鎖場などもあり慎重に通過していく。






えびす大黒と名付けられた巨岩の横を通り過ぎる。


前日、通過した峰の茶屋避難小屋まで戻った。


あとは、峠の茶屋駐車場まで下山するのみだ。昨年はこのルートが、恐ろしい強風の場所だったが、今回は全く風がなく楽勝に下って行った。




山の神の前で、無事下山できたことを感謝する。時間は午後1時になっていた。


あとは、車で那須温泉郷の「鹿の湯」に寄り、最後の温泉入浴だ。


鹿の湯は、昨年も寄ったのだが初めてのメンバーが多いので、もう一度寄ってみた。那須温泉発祥の湯として知られている鹿の湯は、昔ながらの湯治場である。火山ガスの出る観光ポイントで、殺生石の近くにある。男湯は、41℃、42℃、43℃、44℃、46℃、48℃と湯温が違う6つの浴槽がある。今回も、私は44℃でやめておいた。48℃なんて恐ろしくてとても入れやしない。

(鹿の湯HPより)

あとは、那須ラスクテラス、お菓子の城那須ハートランド等に寄って帰宅する。温泉と那須岳を目一杯堪能できた素晴らしい山旅になった。