銀山平から車で37キロほど先の小沢平(こぞうだいら)まで移動する。奥只見湖岸に沿った国道352号線は、クネクネと曲がりくねった道で、対向車とのすれ違いに注意したり、沢水が流れ出している場所も多く、運転するには気が抜けない道だった。約1時間かけて小沢平に到着すると、午後3時過ぎになってしまった。駐車場には、10台以上の車が止まっていたがほとんど釣り客のようだ。
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ここからが、渋沢温泉小屋へ向かう道である。
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いくつかの沢を越えて行く。
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裏尾瀬(または奥尾瀬)と呼ばれるこの地域から尾瀬に入っていく人は少ない。この日、出会った登山者は数名しかいなかった。しかし、尾瀬ヶ原や尾瀬沼を歩いたという人には、是非このルートも歩いて欲しい。なんといっても、白神山地以上といわれるブナの原生林の中を小沢平から渋沢温泉まで1時間半ほどで気軽に歩くことができるのだ。
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少し下り坂になってきたころ、大きな沢が見えてきた。多分、三条の滝からの水の流れなのだろう。
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1時間半近く歩いたころ、突然白濁した沢に出た。これが噂に聞いていた渋沢(しぼっさわ)だと分かった。渋沢は石灰質に富む温泉成分が湯花として川に流れ出し、水色の川の中に白色の石が混在するという珍しい景色が見られる沢である。
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渋沢を渡るとすぐ目の前に、渋沢温泉小屋が見えた。午後4時半となり、山小屋の到着時間としては少し遅い時間になってしまったが、やはり小屋があるというのは嬉しいものだ。
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この日、小屋に泊まったのは我々2人と男女1名ずつの計4人しかいなかった。尾瀬の隠れ宿的存在の名にふさわしい渋沢温泉小屋だけに、こんな雰囲気がたまらなくいい。しかも、温泉があるというのが嬉しい。早速温泉に入り、平ヶ岳登山と小沢平から渋沢温泉までの歩きで流した汗を一気に洗い落とした。夕食は、小屋番が採取してきたという大量の舞茸を材料にしたおかずだ。そしてイワナの塩焼きも付いて食が進んだ。しかも、ご飯も塩味の舞茸ごはんだ。お腹が空いていたせいもあるが、舞茸ごはんがあまりにも美味しくて何杯もお代わりしてしまった。
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その後、もう一度風呂に入るともうやることはない。消灯の8時を前にしてすぐに眠りについてしまった。真夜中に聞こえたのは、沢を流れる水の音だけであった。
参考1:今回のコース
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参考2:今回の高低図
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「2014平ヶ岳登山ツアー:三条の滝編」に続く。
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ここからが、渋沢温泉小屋へ向かう道である。
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いくつかの沢を越えて行く。
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裏尾瀬(または奥尾瀬)と呼ばれるこの地域から尾瀬に入っていく人は少ない。この日、出会った登山者は数名しかいなかった。しかし、尾瀬ヶ原や尾瀬沼を歩いたという人には、是非このルートも歩いて欲しい。なんといっても、白神山地以上といわれるブナの原生林の中を小沢平から渋沢温泉まで1時間半ほどで気軽に歩くことができるのだ。
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少し下り坂になってきたころ、大きな沢が見えてきた。多分、三条の滝からの水の流れなのだろう。
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1時間半近く歩いたころ、突然白濁した沢に出た。これが噂に聞いていた渋沢(しぼっさわ)だと分かった。渋沢は石灰質に富む温泉成分が湯花として川に流れ出し、水色の川の中に白色の石が混在するという珍しい景色が見られる沢である。
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渋沢を渡るとすぐ目の前に、渋沢温泉小屋が見えた。午後4時半となり、山小屋の到着時間としては少し遅い時間になってしまったが、やはり小屋があるというのは嬉しいものだ。
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この日、小屋に泊まったのは我々2人と男女1名ずつの計4人しかいなかった。尾瀬の隠れ宿的存在の名にふさわしい渋沢温泉小屋だけに、こんな雰囲気がたまらなくいい。しかも、温泉があるというのが嬉しい。早速温泉に入り、平ヶ岳登山と小沢平から渋沢温泉までの歩きで流した汗を一気に洗い落とした。夕食は、小屋番が採取してきたという大量の舞茸を材料にしたおかずだ。そしてイワナの塩焼きも付いて食が進んだ。しかも、ご飯も塩味の舞茸ごはんだ。お腹が空いていたせいもあるが、舞茸ごはんがあまりにも美味しくて何杯もお代わりしてしまった。
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その後、もう一度風呂に入るともうやることはない。消灯の8時を前にしてすぐに眠りについてしまった。真夜中に聞こえたのは、沢を流れる水の音だけであった。
参考1:今回のコース
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参考2:今回の高低図
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「2014平ヶ岳登山ツアー:三条の滝編」に続く。