下記データベースを更新しましたのでご利用ください。
・OPEC+non OPEC自主減産量及びOPEC14カ国の原油生産量推移(2018年11月~2019年1月)
http://menadabase.maeda1.jp/1-D-2-35.pdf
下記データベースを更新しましたのでご利用ください。
・OPEC+non OPEC自主減産量及びOPEC14カ国の原油生産量推移(2018年11月~2019年1月)
http://menadabase.maeda1.jp/1-D-2-35.pdf
(注)本シリーズは「マイライブラリー」の下記URLで一括してご覧いただけます。
http://mylibrary.maeda1.jp/0459OilMajor2018.pdf
I. 各社の業績概要(続き)
(表:http://menadabase.maeda1.jp/1-D-4-20.pdf 参照)
(五社の中で最も高い利益率を誇る!)
4.Chevronの2018年第4四半期(10-12月)及び通年(1-12月)の業績
*同社ホームページ:
(1)売上高
Chevronの2018年10-12月の売上高は424億ドルであり、また通年売上高は1,664億ドルであった。前年同期比ではそれぞれ13%及び17%の増収である。
(2)利益
10-12月期は37億ドルの利益、通年では148億ドルの利益である。前年同期と比較すると通年では前年の61%増であった。通年利益のうち上流部門は前期比63%増の133億ドルの利益を計上したが、下流部門の利益は前年比27%減の38億ドルにとどまっている。(注、最終損益額には石油化学部門その他の損益が合算されているため、部門別の上流・下流部門の損益合計額とは一致しない。)
(3)売上高利益率
通年ベースの売上高利益率は、8.9%であり、前年の6.5%を上回っている。
(4)設備・探鉱投資
2018年の年間の設備・探鉱投資額は201億ドルであり、これは2017年比で7%増である。
(5)石油・ガス生産量
昨年のChevronの石油生産量は日量平均1,782千B/Dであり、前年より3.4%増加した。天然ガスは日量平均6,889mmcfdで前年より14%増加している。
石油と天然ガスの合計生産量は石油換算で2,930千B/Dとなり、2017年比では7%増である。
(続く)
本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。
前田 高行
〒183-0027東京都府中市本町2-31-13-601
Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642
E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp
I. 各社の業績概要(続き)
(表:http://menadabase.maeda1.jp/1-D-4-20.pdf 参照)
4.Totalの2018年第4四半期(10-12月)及び通年(1-12月)の業績
*同社ホームページ:
https://www.total.com/en/media/news/press-releases/2018-results-outlook
(1)売上高
Totalの2018年10-12月の売上高は525億ドルであり、また通年売上高は2,094億ドルであった。前年同期比では10-12月期は11%、通年ベースでは22%の増収である。
(2)利益
10-12月期は11憶ドル、通年では114億ドルの利益であり、2017年に比べ四半期ベースでは11%、通年では33%の増益である。通年利益のうち上流部門の利益は102億ドルで前年に比し71%増加、下流部門は34億ドルの利益で前年を11%下回った。(注、最終損益額には石油化学部門その他の損益が合算されているため、部門別の上流・下流部門の損益合計額とは一致しない。)
(3)売上高利益率
通年ベースの売上高利益率は5.5%であり、前年の5%より改善されている。
(4)設備・探鉱投資
2018年の年間の設備・探鉱投資額は156億ドルであり、これは2017年を34%上回っている。
(5)石油・ガス生産量
昨年のTotalの石油生産量は日量平均1,566千B/Dであり、前年(2017年)比16%増であった。天然ガスは前年とほぼ同水準の日量平均6,599mmcfdである。
石油と天然ガスの合計生産量は石油換算で2,775千B/Dとなり、2017年比8%増である。
(続く)
本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。
前田 高行0
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(注)本シリーズは「マイライブラリー」の下記URLで一括してご覧いただけます。
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I. 各社の業績概要(続き)
(表:http://menadabase.maeda1.jp/1-D-4-20.pdf 参照)
(売り上げに比べ見劣りする収益力)
3.BPの2018年第4四半期(10-12月)及び通年(1-12月)の業績
*同社ホームページ:
(1)売上高
BPの2018年10-12月の売上高は757億ドルであり、また通年売上高は2,988億ドルであった。前年同期比では10-12月期は12%、通年ベースでは24%の増収である。
(2)利益
10-12月期の利益は前年同期の2,700万ドルから7.7億ドルに大幅に増加した。通年ベースの黒字は前年度の34億ドルから3倍近い94億ドルと大幅に増加した。但し他の4社に比べると大きく見劣りしている。部門別利益では上流部門は通年で146億ドルの利益を計上、下流部門は76億ドルの黒字であった。(注、最終損益額には石油化学部門その他の損益が合算されているため、部門別の上流・下流部門の損益合計額とは一致しない。)
(3)売上高利益率
通年ベースの売上高利益率は3.1%であり、前年の1.4%から改善している。
(4)設備・探鉱投資
2018年の年間の設備・探鉱投資額は167億ドルであり、2017年とほぼ同額である。
(5)石油・ガス生産量
昨年のBPの石油生産量は日量平均1,268千B/Dであり、前年(2017年)に比べ6.5%減少している。一方天然ガスは日量平均7,374mmcfdであり前年より15%増加した。
石油と天然ガスの合計生産量は石油換算で2,539千B/Dとなり、2017年比では3%増である。
(続く)
本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。
前田 高行
〒183-0027東京都府中市本町2-31-13-601
Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642
E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp
(参考)原油価格チャート:https://www.dailyfx.com/crude-oil
(石油関連ニュース)
・ベネズエラ・イランの石油輸出制裁で重質油価格がBrent原油 を上回る珍現象。
・サウジの3月生産量980万B/Dに削減:Falih石油相、Finantial Timesのインタビューで。 *
*OPEC+(プラス)の協調減産リスト:
http://menadabase.maeda1.jp/1-D-2-35.pdf
(中東関連ニュース)
・シャナハン米国防長官代行、イラクを電撃訪問。シリアからの米軍撤退等について協議。
・IMF:オマーンに信用危機の兆候なし、但し財務改善のスピードアップを。
初出:2007.8.15
再録:2019.2.12
(注)以下の人名、肩書はいずれも2007年当時のものです。
(第13回)サウド家の有力家系(2):スルタン皇太子家(スデイリ・セブン1)
スルタン皇太子[1]はアブドルアジズ初代国王の15番目の息子である。母親のハッサ妃は名門スデイリ家の出身で、同妃はアブドルアジズとの間に7人の男児を産んだ。彼ら7人は「スデイリ・セブン」として有名であり、スルタンはその次男である。長男のファハド前国王は2005年8月に亡くなったため今ではスルタンが「スデイリ・セブン」のリーダーである。
スルタンは1926年 (1928年或いは1924年説もある)生まれで、1947年にはわずか21歳の若さでリヤド知事となり、1953年に農業大臣として入閣している。そして1962年には国防航空大臣(現)に就任し、大臣在任期間は実に45年の長きにわたっている。1982年に第4代国王が亡くなり、長兄のファハドが第5代国王兼首相に即位した時、ファハドは皇太子兼第一副首相にアブダッラー(現国王)を指名したが (同国では皇太子が第一副首相を兼務することが慣例となっている)、同時に実弟スルタンを第二副首相に指名した。これは将来、スルタンの皇太子ポストを確実にするための布石であり、実際2005年のファハド没後スルタンはアブダッラー新国王から皇太子に指名されたのである。
スルタンには6人の女性との間に32人の王子・王女がいるが(「スルタン皇太子家々系図」参照)、その中で最も有名なのは元駐米大使で現在は国家安全委員会(NSC)事務局長のバンダル王子であろう。その他の王子ではバンダルの異母兄弟でハジール妃の長男ハーリド王子が父親スルタンの右腕として国防・航空副大臣を務めており、その実弟トルキ王子が情報省次官である。また彼らの異母兄弟でムニーラ妃の長男ファイサル王子が企画省副大臣、その実弟ファハド王子はタブーク州の知事である。このようにスルタンの息子達はサウジアラビアの中央省庁・地方行政府に深く根を張っている[2]。
バンダルNSC事務局長は1949年生まれである 。彼の母親はアフリカ生まれの奴隷でスルタンの召使であった。そのため彼女は正式の王妃となることができず、単に「ウンマ・バンダル(バンダルの母親)」と呼ばれている。しかし父親スルタンが王族であるため、バンダル王子は正式なサウド家の王族として扱われた。王子は英国のCranwell空軍大学でパイロットの資格をとり、帰国後はサウジ空軍中尉となった。そして彼は当時国王であったファイサルの娘ハイファ王女と結婚した。因みにハイファ王女はサウド外相(現)[3]の実妹であり、従ってサウド外相とバンダル王子は義理の兄弟と言う関係になる。
バンダル王子は1978年以降、外交分野に転進する。当時はサウジアラビアにとって第一次オイル・ブームであり、国防分野でも米英の新鋭戦闘機を含む最新兵器に大量のオイル・マネーが注ぎ込まれた時期であった。ここでバンダル王子のパイロット時代の米英での経験と人脈が大いに活きてきたのである。当時、マクドネル・ダグラス社製最新鋭戦闘機F-15のサウジアラビアへの売却議案が米国議会で審議されていた。サウジアラビアへの売却に反対するイスラエルとそれを後押しするユダヤロビーにより米国議会には議案に反対する空気が強かった。しかしバンダル王子は強力なロビー活動を展開、ついにサウジアラビアへのF15売却を承認させたのである。この功績により彼は1983年に米国大使に任命され、2005年に帰国するまで22年間もの間、駐米大使を勤めたのである。
スルタンーバンダル父子には武器取引にまつわる黒い噂が絶えない。武器取引に闇献金がつきものであることは、田中角栄のロッキード事件を見れば明らかである。従ってF15戦闘機の導入時にも同じことが起ったことはほぼ間違いない。戦闘機の決定権はスルタン国防相或いは病弱のハリド国王に代わって実権を振るっていたファハド皇太子(当時)のスデイリ兄弟であり、商談の最先端にいたのがバンダル駐米大使であった。サウド家専制政治のサウジアラビアでは権力を掌握しているスデイリ・セブンの決定は絶対的である。兵器メーカーから闇献金を受け取ることについて、彼らには「汚職」と言う意識は無く、むしろ当然のことと感じていたのではないだろうか。
それはその後1985年の英国製戦闘機トルネードの商談に際しても変わらなかったようである。バンダル駐米大使はこの商談でも暗躍し、メーカーのBritish Aerospace(現BAE)はサウド家に多額の闇献金を行っていたことが昨年になって判明した 。英国の捜査当局の調査によれば、British Aerospace社は取引成立後、摘発を受けるまでの間に総額10億英ポンド(20億米ドル)もの巨額の金をワシントンのサウジアラビア大使館に送金していた。しかし英国政府は昨年末この贈賄事件に対して強引に幕を引き事件の真相は闇に葬られたままである。
この時の闇献金の一部はバンダル大使(当時)のロビー活動費或いは彼がコロラドに所有する豪華な別荘の購入費用に当てられたようである。そして献金の大半は父親のスルタンの懐に入ったものと考えて間違いない。兵器調達先の決定権を持つ国防大臣は巨大な利権を生むポストである。その意味でスルタンは明治の元勲山県有朋になぞらえることができる。山県有朋は富国強兵の国策を遂行する過程で政商から巨額の賄賂を得たといわれ、彼はその金で目白に豪壮な邸宅(椿山荘)を建てた。しかしそのような黒い噂のある山縣は庶民に全く人気が無く、総理大臣までつとめながら彼の葬儀は参列者が少なく寒々としたものであった、と伝えられている 。
スルタンも山縣同様、サウジ国民には不人気であり、海外での評判も高くない。皇太子時代には地味な印象しかなかったアブダッラーは国王に即位してから国内及び海外での評価が高まり、国民の間でカリスマ的人気すら出ている。これに比べてスルタン皇太子はあくまで「闇将軍」の趣である。長兄ファハド亡き後のスデイリ・セブンのリーダーとしては外部での人気は無関係であろうが、次期国王として国民に人気の無いことは、サウド家全体にとって必ずしも些細な問題とは言えないのではないだろうか。
(続く)
本件に関するコメント、ご意見をお聞かせください。
荒葉一也
Arehakazuya1@gmail.com
(再録注記)
[1] 2011年11月死亡。
[2] スルタンの死後とサルマン現国王即位後にスルタン家の勢力は大幅に下がっている。
「スルタン元皇太子家々系図参照。http://menadabase.maeda1.jp/3-1-5.pdf
[3] 2015年7月死亡。
(注)本シリーズは「マイライブラリー」の下記URLで一括してご覧いただけます。
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I. 各社の業績概要(続き)
(表:http://menadabase.maeda1.jp/1-D-4-20.pdf 参照)
(売上、利益で5社のトップ!)
2.Shellの2018年第4四半期(10-12月)及び通年(1-12月)の業績
*同社ホームページ:
(1)売上高
Shellの2018年10-12月の売上高は1,022億ドルであり、5社の中で唯一1千億ドルを突破している。また通年売上高は3,966億ドルであった。前年同期比ではそれぞれ20%及び30%の増収であった。
(2)利益
10-12月期及び通年の利益はそれぞれ56億ドル及び234億ドルであり、前年同期と比較すると10-12月期は1.5倍の増益であり、通年では前年比1.8倍の大幅増益となっている。通年利益のうち上流部門は68億ドルの利益であり、また下流部門も76億ドルの利益であった。上流部門の前年度(2017年)利益は16億ドルであり、2018年は4倍強の増益となった。(注、最終損益額には石油化学部門その他の損益が合算されているため、部門別の上流・下流部門の損益合計額とは一致しない。)
(3)売上高利益率
通年ベースの売上高利益率は5.9%であり前年の4.3%から向上している。
(4)設備・探鉱投資
2018年の年間の設備・探鉱投資額は230億ドルであり、2017年に比べ10%増加している。
(5)石油・ガス生産量
昨年のShellの石油生産量は日量平均1,803千B/Dであり、前年(2017年)よりやや減少している。天然ガスは日量平均10,905mmcfdであり前年比微増である。
石油と天然ガスの合計生産量は石油換算で3,666千B/Dとなり、前年とほとんど変わらない。
(続く)
本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。
前田 高行
〒183-0027東京都府中市本町2-31-13-601
Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642
E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp
(参考)原油価格チャート:https://www.dailyfx.com/crude-oil
(石油関連ニュース)
*「5社業績一覧表」参照。分析レポートを本ブログで連載中です。
(中東関連ニュース)
・UAEで世界政府サミット開催、ラガーディアIMF専務理事などが参加。
・新駐日サウジ大使にNaif bin Marzouq Al-Fahadi。
・新駐UAEサウジ大使は皇太子側近のAl ArabiyaTV前GM、カショギ事件関与説も。
・サウジで巨大リゾート開発プロジェクトAl-Ula着工。皇太子が出席。
・クウェイト石油、5千億ドル投資計画を見直し。8部門を4部門に集約も検討。
(注)本シリーズは「マイライブラリー」の下記URLで一括してご覧いただけます。
http://mylibrary.maeda1.jp/0459OilMajor2018.pdf
国際石油企業(International Oil Companies, IOCs)の2018年第4四半期(10-12月)及び年間(1-12月)の決算が発表された。本稿ではExxonMobil(米)、Shell(英蘭), BP(英), Total(仏)及びChevron(米)の主要5社を取り上げ、各社の売上高、利益、投資額、石油・ガス生産量等を概観し、さらに5社の業績比較を行う。
I. 各社の業績概要
(表:http://menadabase.maeda1.jp/1-D-4-20.pdf 参照)
(天然ガスの生産量が大幅に減少!)
1. ExxonMobilの2018年第4四半期(10-12月)及び通年(1-12月)の業績
*同社ホームページ:
https://news.exxonmobil.com/press-release/exxonmobil-earns-208-billion-2018-6-billion-fourth-quarter
(1)売上高
ExxonMobilの2018年10-12月の売上高は719億ドルであり、また通年売上高は2,902億ドルであった。前年同期比ではそれぞれ+8.1%の増益及び+18.8%の増収である。増収の要因は対応する期間の原油価格がアップしたためであり、例えば代表的な指標油種である北海Brent原油の2017年の平均価格は54.19ドル/バレルであり、これに対して2018年のそれは71.31ドルドルであり、また第4四半期の平均価格も2017年の61.26ドルに対して2018年は68.81ドルに上昇している[1]。後述する通り2018年の石油・天然ガスの生産量は2017年を下回っていることからも増収要因が原油価格の上昇であったことが解る。
(2)利益
10-12月期及び通年の利益はそれぞれ60億ドル及び208億ドルであり、前年同期と比較すると10-12月期は約3割減少、通年では6%の増益であった。通年利益のうち上流部門の利益は2017年の134億ドルに対して2018年は141億ドルとわずかながら増加している。また下流部門も2017年の56億ドルに対して2018年は60億ドルであった。(注、最終損益額には石油化学部門その他の損益が合算されているため、部門別の上流・下流部門の損益合計額とは一致しない。)
上流部門の利益と下流部門の利益を比較すると、2017年、2018年とも上流部門が下流部門の2.4倍であり、原油価格がアップしたためと考えられる。即ち原油価格の上昇により上流部門で利益が出る一方、下流部門は原料価格の上昇により利益が圧迫されたのである。この傾向は他の4社もほぼ同様である。
(3)売上高利益率
通年ベースの売上高利益率は7.2%であり、前年の8.1%に比べ若干低下している。
(4)設備・探鉱投資
2018年の年間の設備・探鉱投資額は259億ドルであり、2017年の231億ドルに比べ12%増加している。
(5)石油・ガス生産量
昨年のExxonMobilの石油生産量は日量平均2,266千バレル(以下B/D)であり、前年(2017年)の2,283千B/Dとほぼ同水準である。天然ガスは日量平均9,405百万立法フィート(以下mmcfd)であり前年の10,211mmcfdを8%近く下回っている。後に述べるようにBP及びChevronが前年比で14%強増加しており、Shell或はTotalもほぼ前年並みであることと比べ、ExxonMobilの減産幅は際立って大きい。
(続く)
本稿に関するコメント、ご意見をお聞かせください。
前田 高行
〒183-0027東京都府中市本町2-31-13-601
Tel/Fax; 042-360-1284, 携帯; 090-9157-3642
E-mail; maeda1@jcom.home.ne.jp
参考)原油価格チャート:https://www.dailyfx.com/crude-oil
(石油関連ニュース)
・ロシアRosneft社長、プーチン大統領にOPECとの協調減産中止を進言。
(中東関連ニュース)
・中東協力センター、サウジ25社、100人のエンジニアのskillアップ講座開催。
・皇太子はカショギ殺害を命じていない:ジュベイル外務担当相が米メディアに語る。
*参考レポート「サウジ皇太子を警戒する内外の民間経営者たち」
http://mylibrary.maeda1.jp/0458MbsAndPrivateSectors.pdf