ITSを疑う

ITS(高度道路交通システム)やカーマルチメディア、スマホ、中国関連を中心に書き綴っています。

帰国

2008年06月06日 | 雑記
昨日KLM機でアムステルダム経由帰国。
本来はB747コンビ(半客、半貨仕様)の運行が、通常の747となったということで客室はがらがら。非常口シートを独占し、熟睡しながら帰ってくることができた。
機内で一時間ほどPCで仕事。

そういえば機内のインターネット接続サービスであるコネクションバイボーイングは2006年末でサービスを停止した。理由はとんでもない赤字だったからのようだ。事業の維持に年間150億円かかるのに対して、日当たり利用者は1000人程度しかいなかったらしい。

飛行機内での無線LANサービスなんて、誰がどう考えても今後どんどん普及していくサービスとしか思えないのに、採算が取れずに撤退。これをどう考えるべきなのだろか?

まずは宣伝不足。で、事前登録が必要なので、その場でアクセスできない。さらにエコノミークラスでは電源がない。せいぜい2時間。その上、隣や後ろから丸見えなんで、丸見えじゃ困るコンテンツ(これがキラーコンテンツだったりする)を見ることが出来ない。
さらに、機内は案外暇つぶしに溢れている。映画、食事、音楽、睡眠。
飛行機の移動中ぐらい、ゆっくり寝かしてくれ!という人も多いだろう。

まあ、こんなところなんだと思う。
インターネットやユビキタスが絶対のキラーコンテンツだと思っていると案外失敗する。

ところで、現在のユーロ高は異常。
ちょっとまともなホテルなら2.5万円超。質素なビジネスホテルでも1.5万円。
マックやバーガーキングのセットメニューが800円、カフェでサンドイッチと飲み物で1000円超。夕食も日本の1.5倍以上かかる。
現在の状況はそのうち是正されるので、日本車は今のうちにがんがん売った方が良い。

日本でもガソリンリッター200円時代等といわれているが、欧州ではもう200円を超えている。
欧州では、管理職になると社有車を支給される。その場合ガソリンは会社持ちなのであまり個人の痛みはない。しかし、通常の個人保有車に関しては予想を上回る急激な小型車へのシフトが始まるだろう。