今日の任務は…

今日は、いつもより早く起きて

こいつを…


新しいオーナーの名義にするために、
京都の陸運局まで往復します。

先日まで群馬で、エンジンＯＨやら全塗装やら作業が終わって、
テカテカボディで帰ってきたところです。

今日の制限事項は…
１、エンジンは3000rpmまでしか回しません（慣らし中）
２、もらい事故に注意します。
３、トラックには近づきません（飛び石注意）
４、駐車場では便利が悪くても隣が空いているところか、
　　隅っこに止める（ドアパンチ対策）

往復250㎞程度のフィードバック走行です。
早々に山陽道に乗って、あとは５速で楽ちん走行です。

この純白の彼女の心臓は群馬のスターフィールドで
組まれたサイドポートのエンジンで、
回せばどんだけパワーがあるのかわかりませんが、
その心臓をＥＣＯ ＣＰＵで駆動しています。

エンジンはスムーズで3000rpm縛りでは、
その本性の一端もうかがえません。

京都南で名神を降りてからが大渋滞で、
前後左右から攻撃を受けないか冷や冷やしながら
陸運局に無事到着。

手続きに１時間ほど要して、とんぼ返りです。

相変わらずのインターチェンジまでの渋滞を切り抜けて
高速に乗りあとはイージードライブです。

これだけ乗ってると、自分のと比較してしまいます。
１、シフトストロークが大きい（自車がショートのため）
２、クラッチストーロークが大きい（自車が調整式ストッパーのため）
３、ハンドルのキックバックが少ない（６型のため）
４、いまいち遅い…？（自車がデジスロのため）

そう、行きがけからなんか遅いなと思いましたが、
スロセンがノーマルなんです。
車に問題があるわけないんですけど、
ここが、デジタルになるだけで、まるで乗り味が変わります。



今週末は製造関係者で集合して打ち合わせです。
取り付けボディもシェイプアップしてカッコよくなってきました。
発売まで…お待ちください。

今日の作業

先日より、社長のＦＤの横に陣取っているＦＣ。
だんだん希少となっていく”カブリオレ”

先日、ユーザーの手によりユーザー車検にいったのですが、
行く前になってタイロッドのブーツがパンクしることに
気づいた、部品が間に合わないので、ダメもとで陸自に持ち込んだが
やっぱりダメだった…

しかも、ライン上でエンジンが掛からなくなるという、
笑えないおまけつき。

ユーザーが孤軍奮闘していますが、
とにかくエンジンの掛かりが悪い。


感覚的には、燃圧が低いの原因でないかと…

すでに、交換したもの
エアフロ（中古）
スロットルセンサ（新品）
ＦＤ用燃料ポンプ（中古）
燃料フィルター（新品）
燃料デリバリー、プレッシャーレギュレータ（中古）
インジェクター（実働車からの中古）

ＦＣやＦＤはスターターを回している間は、
燃料ポンプを高回転にして燃圧を上げていますが、
どうも上がってない感じ。
ポンプの回転数を制御しているポンプリレーを点検。
錆びてますが一応接点とかは普通。
レジスターの端子をショートして常時高回転にしても変化なし。

ネットで事例を探してみると
ポンプの吐出口のＯリングが切れて、
燃料がタンク内を循環して燃料ラインの燃圧が上がらない
事例があったので、今日コスモ用の中古ポンプに再交換して
取り付け部のＯリングも異常ないことを確認しましたが、
始動状況は変わらず。

燃料のリターン側のホースを圧迫して
無理矢理に燃圧を上げると多少改善する。

TASやらスロセンやらを再調整するが決め手に欠ける。

しばらく放置してあった車らしいので、
燃料ラインが詰まっているのかもしれませんが、
時間切れで今日はここまで…

エンジンオタクVSエンジンオタク

昨日第１回『ロータリーの語り部』の会が開催され
ご来店の方々には、あの『プロジェクトＸ』でも語られなかった
濃い内容の話が聞いていただけました。

休憩の間に僕は見ました…
エンジンオタクがもう一人いて、
ヲタクにしか分からない専門用語で、



『なかむらさ～ん、コイルの電圧は何ボルトくらいですか？』
『３０ｋＶくらいです！』と即答！
『そうですと、回転数稼ごうとすると…ドエルが…あ～だこうだ』
しかし、さすがに詳しいです。もうあきれるほどに（苦笑）

次回はどんなヲタクが登場するのか楽しみですｗ

ステッカー

中村屋通販部でステッカーを作ってます。

色は、赤、白、黄色、青、黒、シルバー？
車体色に対して、何色が映えるのか…
または、ユニークな感じで自己満足度がアップするのか…

そういうことが発端で、
ちょっと気になって、
来店者の車を見ていると、
ほとんどの車の「ＲＸ－７」はシルバーですが、

（見えにくいｗ）

ようやく今日発見した。

『赤いエンブレム』
少なくとも１型は車体色によって赤色が存在します。

このステッカーどこに貼るのか、何色を選ぶのか…（悩）

群馬にてPart2

師匠は、腕まくりしてどっぷりガソリンタンクに腕突っ込んで
タンクのゴミ取ってますが、
ある程度のとこで臭いものには蓋しちいます。
ポンプを慎重に沈めて蓋閉めてホースやらハーネス繋いで
エンジン始動！ＯＫ掛かった。

「せんぱーい、ワンズに行きますよー積車出してー」と、いったら
先輩は「あと1台車検のライン通さなくちゃなんネィから、
まだ行けねぇ」って、マジか！時間が無えよ。
んじゃ、俺たちで行くしか無いという決意と覚悟の下
見よう見まねでＦＤを積み込み、
途中で大惨事が起きないことを祈りつつ
スターフィールドを後にするのであった。
慣れない積車で、ゆっくり…慎重にワンズに到着だ。
時すでにＰＭ２：３０分、雲行きが怪しい…

１０分ほどでワンズに到着し、
見よう見真似でＦＤを積車から降ろして
お店の人に挨拶もそこそこにＦＤをシャーシダイナモに載せて
かる～く回してローラーとの軸線修正して
ワイヤーで繋いで…準備にこれまた時間がかかるわ
ＰＭ３：００時過ぎて、ようやく準備出来た感じ。
ここで、古いプラグを新品にチェンジして燃圧計つけて、
「一発目行きまーす」
予想以上にいい感触です。師匠の顔にも笑みが！

「コンピュータ外して！書き換えるわ」って、
師匠は自分で気になるところのデータを修正して
「プラグ見てみようか」ってさっきまで回してた熱々のエンジンの
プラグ外すって…しかも下側をぉぉぉ～
星野ＦＤは調整式のプレッシャレギュレータが
圧力センサのとこについてるのとスロットル手前の
エアインテークが極悪に太いので、プラグまで手が入りにくい。
エンジンルームに手突っ込んで…熱っつぃ！
なんとかプラグコード外して、手が攣りそうになりながら
”コチコチ”やってると、「まだぁぁぁ～」ってせかされて
更には、先輩からも電話かかってきて状況報告してるし、

見かねた、ワンズのメカのくさまさんが「かわりましょうか？」って
「いや～大丈夫ですよ」って言いましたが次の瞬間に
「お願いしますと…」
この間にGOPROセットして、
タコと空燃比計が撮影できるように準備しますが、
設置に手間取るわ、Wifiが繋がんないわまたしても大ピンチだｗ。

「そろそろ行くぜ～」つうことで、師匠は上機嫌です。
なんとかカメラのセットも出来たので2回目スタート
「ぱちこ～んと、きめるぜ～」って感じで、
回転数の低い方ところから、
ゆっくりとブーストかけて踏んでいきます。
空燃比計とブースト計を見比べながら緊張が走ります…
くさまさんは、
ブースト計が危険領域に達すると師匠の肩を叩く役で、
僕はダイナモのＰＣスタートさせてログとります。

ギュィーンと間近でダイナモが回ります。
すると突然踏むのをやめて、師匠の顔が曇ります。
見た目にはわかりませんでしたが、回転の上昇とともに
一瞬、空燃比が薄い方に…ほんの一瞬だけ薄くなったようです。

動画で検証するために
カメラの動画データをPCに転送することにして、
転送が終わるのを待ちます。
ようやく、転送が完了して再生してみると…
「暗くてよく見えね～」とか文句言いながら…
すげぇ、このエンジンヲタクな人の感覚は…
動画みると4500rpmくらいで、一瞬確かに薄くなってます。
「なんで薄いの…洗浄したインジェクターがタンクのゴミ噛んだのか？」
色々と検証してみますがもう時間がありません、
僕ならきっと目をつぶってこのまま次行くでしょうが、
師匠は原因が分かるまで絶対次に行きません。

残念ながら、今日はここまでです。
だから、ＡＭ１１：００にはスタートしないと出来ないって
言ってるのに～。
さっさと、積車にＦＤ積んで先輩の待つスターフィールドに戻ります。

きっと先輩は…
「なんだよ～ひでポン、まぁ～だ出来ねぇのかよ～」って
言うんだろうな
…次回に続く（出直しです、マジか）

写真がありませんが…事情ご賢察ください