年末の休みを利用してヒーターコアを交換してみる。
いつ頃からか、暖房にしていると
漂う甘い香り…これは冷却水の甘い香り
要するに、どこかでクーラントがリークして、
室内を漂っている?
ヒーターコアの交換手順をググッてみると、
皆さんかなり苦戦しているとのことで、
やるかやらないか迷うとこですが、
いずれコアがパンクして水浸しになる前に、
連休を利用して挑戦してみる。
交換には、ダッシュボードの脱着が必要です。
流石にそこまではやったこと無いので、
入念にあっちこっちのサイトで予備知識を集めます。
今回部品としては、コアと上下のホースをオーダーしました。
(約2万円)
手順としては、
1、ハンドルとコラムを外す。
2、メーターを外す。
3、グローブボックスを外す。
4、シフトレバー周辺のパネルを外す。
5、サイドブレーキ、ステアリングシャフトを外す。
6、センタースピーカーとその前方のカバーを外して中のボルトを外す。
7、エアコンパネル、オーディオ等を外す。
8、ダッシュの両サイドのカバーを外しメインハーネス(青 左右2個づつ)を外す。
9、ダッシュ両サイドの固定ボルト左右各2本を外す。
10、センターコンソール側左右にもダッシュの固定ボルトがあるので外す(各2本)
少しづつ動かしてみて、外し忘れが無いか確認しながらダッシュを手前に引き出す。
次に本命のヒーターコアの取り出しにかかります。
室内側はエアコンのエバポレータとヒーターコアを
固定しているナットを4~5個緩めます。
風向を切り替えるアクチュのコネクタ2箇所を外す。
そこで、前後にゆすってみたが外れる気配なし。
要するに、ホースが…こいつを始末しなければ…
当初は、なんとかLLCを抜かずに作業をしたいと思い、
エンジンルームのホースを抜いた瞬間に栓をして水を止めるとか、
抜いたホースを上下でつないでしまうとか…
妄想しましたが、実際はとてもじゃないが
小細工は通用しないと分かり、
やっぱりLLCを抜くことにして、またジャッキアップして
ゴマ外して、アンダーカバー外して…めんどい…
LLCは2ヶ月ほど前にラジ交換して入れ替えたばかりなので、
バケツに回収して再使用する予定。
無事にLLCが抜けたら、ようやく上側のホースから抜いてみる。
また、バンドがつかみにくい方向を向いているので修正して。
ホースが経年劣化で太っているので、
バンドも思うように滑らない(怒)
もう、最後はめんどくさくなって切りました(笑)
下側も同様に切りました。
下側はリアハウジングから樹脂製のコネクタに刺さっていますが、
無理すると折れそうなので要注意です。
ホースが抜けたら、コアのパイプが丸見えになるので
ルーセンかけておく。
室内はエバポレータとヒーターがブロック化されているので、
エバポを壊さないように、ヒーターだけを引っこ抜く。
(結構手強い)
ヒーターコアはパイプ部分で固定されているだけなので、
固定しているブラケットを外すと引っこ抜けます。
このジョイントの部分から漏れているようです。
新しいコアと交換してボックスに固定します。
エバポ側も一応点検。
念のため、漏れていたジョイントのネジを増し締めして
車体に搭載し新品ホースを接続する。
新品のホースは弾力があるので、拍子抜けするほど簡単に
接続完了。
この辺で一日目が終了。
2日目
ごちゃごちゃになっている配線の整理と、
携帯用の充電器の仕込み
シガライタータイプですが、
以前保険会社のアンケートでもらったやつで
やはり中国製、接触不良で使いにくいので
殻割って、どっかに内蔵させる。
ダッシュボードは樹脂の割れ部分を補修するつもりで、
空調ダクトを外して行くと…
ネジを緩めるたびに樹脂がバラバラになって行く。
さすがにヒストリックカーは劣化具合がすごい。
もう、触るたびにどこかが壊れて行くレベルです。
外したついでに、いつもカーステを押し込む際に苦労する
ブラケットも切断した。
一番激しくぶっ壊れたのが…
グローブボックスのステーを取り付ける部分がもげた。
ボックスが取り付かないので補修せねば(疲)
補修と配線の整理に手間を取られたので、
まだ、馬掛けたままです~年内に終わるのか?