色々な物の修理記録

RXー7、CXー5、趣味の備忘録

エアコンパネルの近代化

2021-11-01 22:54:00 | クルマ内装
FDのエアコンパネルはの電球は、
昔ながらのフィラメント球の為、
さすがに20年も経つと切れてしまいます。

僕のもいつごろからか切れているみたいで、
一部が暗くなっていて、非常にエコですw


風量の『1,2,3,4』のところが暗いです

しかし、僕の様にメーターパネルを
改造してたりするとエアコンパネルを外すのも億劫です。
エアコンパネルはスピードメーターに抑えられているので
スピードメーターを外さないと、エアコンパネルが外れません。
この辺の部品はほどんどが樹脂の為、
触るごとに壊れていきます。



外してみてわかりましたが、エアコンパネルを後ろからみると、
すでに取り付けビスが、数本あるうちの1本しかついていませんでした。
その他は、ネジを受けるボスが崩壊していて、
ネジがカーステ裏に落ちている惨憺たる状態です。



こいつを補修するにはホームセンターで売っている
丁度いい内径のステンレスのカラーをはめて、
エポキシで固めてみました。



このあと、ビスを埋め込んでおけばしばらくはもつでしょう。

折角なんで、USBの端子もつけておきました。
前期型の調光ダイヤルのサービスホールに小加工で嵌ります。


(ロゴの向きが逆だっけか?)
シガライターに差し込むアダプターが一般的ですが、
実験用にシガーソケットがいる場合もあるので…

まあ、そんなこんなで完成。



(温調ダイアルのLEDが色付きなので、少し色が混じるとこが気になる…)

秋のメンテ色々・・・3

2021-11-01 00:24:00 | クルマ内装
うちの1996年式内装の樹脂関連が
大分くたびれで、運転席側のドアポケットの蓋なんて
まさに『首の皮一枚』の状態で・・・

この蓋の日々を補修するために、
ドアトリムの樹脂部分を分解したことからこの話は始まります・・・
ひじ掛けの樹脂部分を外しだすと、
関係ないところまで”ポロリ”し始めて、
おもに、取付ネジを受けている樹脂の部分が、
ネジを緩めるストレスに耐え切れず崩壊していく感じで、
メータやコンソールも同様なことが起きつつあるので、
皆さんは、なるべく分解(破壊)するようなことが無いようにお勧めします。

ドアポケットの蓋はなんとか修復をしましたが、
見かねたお友達の『casualcarbon』さんが
”ある時払いの催促なし”の送り付け商法で、
カーボンの部品を置いて行ったため、
収拾がつかなくなるから、手を出すまいと思っていたこの手の部品に手を出してしまった。

この商品見た目はビカビカでいやらしいほどに綺麗です。
しかし寸法の誤差があって、ポン付けとはいきません。



こんな感じで、あてがって印をつけて削ることを繰り返し
片側仕上げるのにほぼ一日作業です・・・


削り粉だらけで一日中ベルトサンダーとリューターとやすりでひたすら削ります。



要領が分かってくると大胆になりますが、削りすぎは禁物です。

苦労したかいあって、なかなかエロい感じで満足度は高いです。





我こそはと思われる方は、

11月14日に淡路島の『播州ロータリー友の会』
casualcarbonさんが展示即売をやるとか
やらないとか…実物を見れると思いますので、
ふるってご参加ください。

クラッチペダルのストッパー

2020-01-23 22:47:00 | クルマ内装
相変わらずの、修理忘備録です。

今年初は、クラッチスイッチのストッパーです。
昨年デジタルスロセンのテストであちこち走り回っていた頃…
ある日、帰ってくると運転席の足元に茶色の樹脂の破片が落ちていました。

まあ、樹脂の部品の劣化による「ポロリ」はよくあることなので
また、メーター裏の何かが壊れたかなと…
しかし、次の日に乗ったところ
「あれ?俺のクラッチペダルこんなぶかぶかだっけ?」

うちのは、中村屋HPを参考にした、
フォーミュラークラッチなのになんだこれは…?』と
思って…
あの樹脂は~~~
クラッチペダルのストッパーか~~~と

↓ストッパーあり(正常)


↓ストッパー無し(ぼろい)

ストッパーが無くなっても、かろうじてスイッチの
検知部がペダルに乗っかっているので、
機能的には問題ないのですが、
激しいクラッチワークで、スイッチがぶっ壊れるのは時間の問題です。
早速部品を手配しようと思いましたが…
単品での品番の設定がありません。

ですので、造りました。


その辺の端材で…製作10分、取り付け5分


クラッチスイッチの調整は、コネクタを抜いて
スイッチのロックナットを緩めてペダルの高さを調整してください。
その際、プッシュロッドに遊びが必要です。
ギチギチにやると常時半クラでクラッチディスクが燃えます。
お気を付けください。

ヒータコア交換 仕上げ

2013-12-31 22:26:00 | クルマ内装
昨日から苦戦して、
予定工数を1日オーバーしております。

さて、昨日発覚したグローブボックスのステーですが、
エーモンのステーを利用して瞬殺で処理。

もげた部分を


フレームからステーを出して固定


その後は豪速でくみ上げて、
昼過ぎにLLCを再注入して、
バッテリーを接続し電装系の始動テスト。
電気関係は今回新設の携帯充電器等も
うまく作動しましてのでOK。
あとは最低限格好つけて、エアー抜きだ~(疲)

作動させたヒーターからは…
新車の香りが~

とういうわけで、今年もおわりです。
皆さん良いお年を~~

ヒーターコア交換

2013-12-29 22:14:00 | クルマ内装
年末の休みを利用してヒーターコアを交換してみる。

いつ頃からか、暖房にしていると
漂う甘い香り…これは冷却水の甘い香り

要するに、どこかでクーラントがリークして、
室内を漂っている?


ヒーターコアの交換手順をググッてみると、
皆さんかなり苦戦しているとのことで、
やるかやらないか迷うとこですが、
いずれコアがパンクして水浸しになる前に、
連休を利用して挑戦してみる。

交換には、ダッシュボードの脱着が必要です。
流石にそこまではやったこと無いので、
入念にあっちこっちのサイトで予備知識を集めます。
今回部品としては、コアと上下のホースをオーダーしました。
(約2万円)

手順としては、
1、ハンドルとコラムを外す。
2、メーターを外す。
3、グローブボックスを外す。
4、シフトレバー周辺のパネルを外す。
5、サイドブレーキ、ステアリングシャフトを外す。
6、センタースピーカーとその前方のカバーを外して中のボルトを外す。
7、エアコンパネル、オーディオ等を外す。
8、ダッシュの両サイドのカバーを外しメインハーネス(青 左右2個づつ)を外す。
9、ダッシュ両サイドの固定ボルト左右各2本を外す。
10、センターコンソール側左右にもダッシュの固定ボルトがあるので外す(各2本)
少しづつ動かしてみて、外し忘れが無いか確認しながらダッシュを手前に引き出す。


次に本命のヒーターコアの取り出しにかかります。
室内側はエアコンのエバポレータとヒーターコアを
固定しているナットを4~5個緩めます。
風向を切り替えるアクチュのコネクタ2箇所を外す。
そこで、前後にゆすってみたが外れる気配なし。
要するに、ホースが…こいつを始末しなければ…

当初は、なんとかLLCを抜かずに作業をしたいと思い、
エンジンルームのホースを抜いた瞬間に栓をして水を止めるとか、
抜いたホースを上下でつないでしまうとか…
妄想しましたが、実際はとてもじゃないが
小細工は通用しないと分かり、
やっぱりLLCを抜くことにして、またジャッキアップして
ゴマ外して、アンダーカバー外して…めんどい…

LLCは2ヶ月ほど前にラジ交換して入れ替えたばかりなので、
バケツに回収して再使用する予定。

無事にLLCが抜けたら、ようやく上側のホースから抜いてみる。
また、バンドがつかみにくい方向を向いているので修正して。
ホースが経年劣化で太っているので、
バンドも思うように滑らない(怒)
もう、最後はめんどくさくなって切りました(笑)
下側も同様に切りました。
下側はリアハウジングから樹脂製のコネクタに刺さっていますが、
無理すると折れそうなので要注意です。

ホースが抜けたら、コアのパイプが丸見えになるので
ルーセンかけておく。

室内はエバポレータとヒーターがブロック化されているので、
エバポを壊さないように、ヒーターだけを引っこ抜く。
(結構手強い)

ヒーターコアはパイプ部分で固定されているだけなので、
固定しているブラケットを外すと引っこ抜けます。

このジョイントの部分から漏れているようです。
新しいコアと交換してボックスに固定します。

エバポ側も一応点検。


念のため、漏れていたジョイントのネジを増し締めして
車体に搭載し新品ホースを接続する。
新品のホースは弾力があるので、拍子抜けするほど簡単に
接続完了。


この辺で一日目が終了。

2日目
ごちゃごちゃになっている配線の整理と、

携帯用の充電器の仕込み

シガライタータイプですが、
以前保険会社のアンケートでもらったやつで
やはり中国製、接触不良で使いにくいので
殻割って、どっかに内蔵させる。

ダッシュボードは樹脂の割れ部分を補修するつもりで、
空調ダクトを外して行くと…
ネジを緩めるたびに樹脂がバラバラになって行く。
さすがにヒストリックカーは劣化具合がすごい。
もう、触るたびにどこかが壊れて行くレベルです。
外したついでに、いつもカーステを押し込む際に苦労する
ブラケットも切断した。


一番激しくぶっ壊れたのが…

グローブボックスのステーを取り付ける部分がもげた。
ボックスが取り付かないので補修せねば(疲)

補修と配線の整理に手間を取られたので、
まだ、馬掛けたままです~年内に終わるのか?