最初に言っときますが、
面倒くさいのでプロに任せたほうがいいですねぇ。
燃料系を触るので、
燃料ポンプのヒューズを抜いてから
クランキングして燃圧を下げます。
作業としては、上のほうをバラして
ソレノイドユニット、エアコントロールバルブまでを外す。
外すと、こういうことになってます。
赤字のダンパーの取付ネジにアクセスしたいわけですが、
水平方向に色々なホースがあって
ドライバーを差し込めるスペースが無い。
今回用意したドライバー各種
スロットルのチョーク用のLLCのホースを抜いたり
色々とスペースをつくる努力をしましたが、
結局この状態では、どのドライバーも差し込めませんでした。
いつ火が出るかわからないこの状況で
また乗るのも嫌なので、思い切って…
インジェクターのデリバリーを外す(大丈夫か?)
意を決して、(めんどくさいともいう)デリバリーを外す。
セカンダリー側への配管は切り離さないので、
ダンパーがついているプライマリー側が浮かせるぐらいですが、
ようやく、これでダンパーが外せます。
インジェクターを傷つけないように
”そ~っと”持ち上げて…ゴソゴソしていたら
突然、外していたチョーク用のLLCの配管から
大量のクーラントが噴出した。(劇汗)
サーモワックスが戻って外していたホースから
水路に空気が入ったのかなぁ??
まさに、手術中に大量出血した外科医の心境…
なんとか、ホースを仮設してクーラントを食い止めたが、
外したデリバリー周辺が水浸しで、
エンジン内にも入った感じ…
まあ、なんだかんだありましたが、
なんとかきれいにして無事にダンパーも交換できました。
念のために用意していた、エンジンとインジェクター間の
インシュレーターも交換して組み付け。
あまりにもてんぱったので、途中の写真がありません。
エンジン内にクーラントが入ったかもしれないので、
念のため、始動前にプラグを抜いて
EGIのヒューズも抜いて、クランキングして排出する。
(↑この手順は合ってるかわかりませんし~)
今回は忘れずに、レモンバルブも交換した。
製造より16年、初めて交換した部品。
インマニのガスケットも新品をおごった!
プラグの焼け色も点検して、再始動!
問題なく掛かりました。
その後、テスト走行とエンジンの始動~停止を
繰り返してみましたが、今んとこガス臭いのは収まりました。
外したパルセーションダンパーはこんな感じで
ひっくり返して、コンコンするとガスが出ます。
まあ、これはてっぺんのキャップが無いので明らかに異常
ちなみに新品はこんな感じでキャップがあります。
まあ、過走行でガソリン臭い方はチェックしてみてください。