梅さんのかわら版.umelog

我が家の琉球朝顔~オーシャンブルー

”吉太郎ご苦労さんでごした!”

2014-07-30 18:13:32 | 花子とアン

7_29_aniyan さて、白蓮事件も収束を迎え一年が経とうとしています。ここからは翻訳家としての花子の生涯へと進んでいきます。ドラマが小康状態に入りましたので、花子の兄やん吉太郎に少し触れてみたいと思います。

花子) 宮本さん、何か悪いことしたの?
吉太郎)実は、職務でずっと宮本龍一を調べてただ。ただの、人違えだった。

昨日のこのセリフ、よもや忘れてはいませんよね。もう、気が抜けたというか、はぐらかされたというか…ここまで長~く引っ張っておきながらこの結末?
実際、龍一の父親は革命家でいろいろな社会主義活動をしていまいたから、それに龍一も影響を受け、何らかの活動をしていたと思われます。それで、兄やんも職務でずっと見張っていたのでしょう。
要所要所であの眼光鋭い兄やんが出てくることにより、ピリッとして、龍一は、いったいどんなことをやらかすのかとハラハラしたものです。

蓋を開けたら、”人違だった”?
龍一は、勘当までされて身を入れていた演劇も鳴かず飛ばずのようだし、特高からもあまりに小物過ぎて人違い扱いですか…脚本家からも見放されてしまったんですね。

しかし、気の抜けた辛子のような結果となってしまいましたが、吉太郎はいい仕事をしました。兄やんが出てくることにより、当時の時代背景がくっきりと浮かび上がり、ドラマがしまりましたね。
チーム山梨の一員として、ふんとうにごくろうでごした!