たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(15)フランス・スイス(20日間)オルレアン~ロワール

2011年01月20日 | 旅行
ジャンヌダルク所縁のオルレアン

車で来る姉達とはオルレアンで1時に待ち合わせという事で私達はオーストリッツ駅より列車でオルレアンへ。
キオスクでパンとジュウスを買い列車に乗り込む。
オルレアン一つ手前の駅で列車は停車した。
『町へ行くには一つ手前の駅で降りて此処からバスに乗り換え』と私の知識の中には有ったので一応、降りてはみたものの
『だが待てよ、オルレアン行きという事で乗った列車ではなかったか』と思いだしフォームに居た乗客に尋ねると、やはり直通でオルレアンに行くとの事。
発車寸前、慌てて飛び乗った。

1時の待ち合わせまで1時間少々有ったので、かねてから見たかった名所を回り1時ジャンヌダルク像が立つマルトロワ広場へ戻り姉達と合流


 
ジャンヌが身を寄せていた家の近くにジョルジュ・サンクト橋がある。
ジャンヌが約6千のフランス兵を率いてイギリス人と戦ったのが、この辺りらしい。
川辺に佇みジャンヌの時代に想いを馳せれば
青白の甲冑を纏い白馬に跨って金色の百合の旗を立て敵陣に突入していく17歳の可憐な姿が目の前に浮かぶようだった。

ここで私達用の車(プジョ)をレンタルしロワール地方へ
運転の方は一度、交差点を右折したあと左の車線に入ってしまって慌てたくらいで順調順調
主人いわく高速道路の走行はとても安定感が有るそうだ。


                             姉達が乗る車の後を素敵な並木道路を快適に走る

ロワールは沢山の城が有ることで有名だが目ぼしいものだけでも大小80点在しているという。
過ぎ去りし王侯貴族の生活が偲ばれるロワール地方はまさに歴史と建築の宝庫と言えようか。




今日、宿泊したオテル(フランスはHの発音はしない)マノワール・デュ・シェは人里離れた田園地帯の中の一軒家だ。
素朴で明るい奥さんの出迎えと共に何処からともなく現れた二人の息子さん
笑顔でキビキビと荷物を運ぶ手助けをしてくれた。
古びた調度品が置かれる部屋の窓から中庭を見ると古い石造りの納屋がこれまたいい。
ロワールの華やかさとはまた違うもう一つのフランスの良さを演出してくれていた。
この後のオテルの予約が無ければ、このままずっと滞在したいそんな雰囲気を持つマノワールである。



そして今日はフランクの誕生日
日本びいきの彼に私達は、お香のセットと京都の干菓子をプレゼントした。



アンリ4世の王城であったブロワ城
4つの建物から形成されており其々が異なった時代に建築されたため様々な様式で出来ている。

コメント
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