たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(17)フランス・スイス紀行(20日間)ブールージュへ

2011年01月22日 | 旅行
姉達はゆっくり出発したいと言うので私達はその時間までシノン城へ行ってみる事にした。
車窓にはひまわり畑とブドー畑がとても美しい



幾つか町を抜けシノンの町に入ると左手前方に目指す城が見えてきた。
車を空き地に停め坂道を上って立ちはだかる石門を潜ると、そこはもう600年前の世界
現在は大半が廃墟化し、かろうじて塔が残っているに過ぎないが
それが逆に想像をかき立て刻み込まれた歴史の流れを感じさせてくれた。



この城が有名になったのは英仏間で争われた百年戦争でフランス軍が劣勢だった1429年、神のお告げを受けたジャンヌ・ダルクがフランスを救うため若い国王シャルル7世に謁見を求めた事による。
写真はその時の模様を再現したものだ。



オテルに戻り出発準備OKとなった姉達とオテルで頂いた入場券を持って庭が素晴らしいと言われるヴィランドリー城へ。



私達は数ある城の内、ほんの一部を見てきたにすぎないが
こうして今も変わらぬ国王の居城を見、楽しめるのもジャンヌの功績が大で有る事は間違いない。
そして、それほど興味のないだろう城廻りに嫌な顔をせず付き合ってくれた主人には感謝せねばなるまい。
この後、私達はブールージュに向かった。

驚いたのは踏切に差し掛かった時の事である。
前を行くフランクが一時停止もせずに渡ってしまったのだ、
後で聞いてみると警報機が鳴っていなければフランス人は皆、渡ってしまう・・・との事。
何で警報機が付けられているのか
考えるまでも無く確かにフランス人の言う通りだ、がしかし習慣と言うものは恐ろしいもので大丈夫と言われても
やはり一時停止せずに渡るのは勇気がいる。
スピードにしても一般道で120~140キロは当たり前
まるでシューティングゲームをやっているようだ。

途中、川の辺で昼食とした。
久しぶりの味噌汁と赤飯に姉は大感激
穏やかな日差しに包まれたホッとする一時だった。

コメント
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