たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

関東の耶馬溪・吾妻渓谷

2016年11月11日 | アウトドア

今月のウォーキングは上毛かるたで「耶馬溪しのぐ吾妻峡」と歌われた吾妻渓谷(出席者7名)

鹿飛橋までの往復 約2時間コースです

此処は紅葉の名所としても有名な所で駐車した道の駅「吾妻峡」は

ウイークデイにも関わらず満杯でした


歩き始めて18分、吾妻峡橋から一条に流れ落ちる「白絹の滝」を見ます

以前は川の渕を歩く事が出来ましたので幾つかの滝を見る事が出来ましたが

現在は揺れに揺れたヤンバダムの建設工事が再開された為

高みから渓谷を見下ろす事になり見る事が出来るのはこの滝のみになってしまいました

そればかりか国の名勝指定地域の4分の1がダムの底に沈んでしまいます




何処まで沈み何処が残されるのでしょうか

国に何世代に渡り翻弄されてきた住民は、ようやく気持ちの整理もついて

それぞれが移転を始めましたが、それまでの葛藤は計り知れないものが有った事でしょう

道々の紅葉は先ず先ずでしたが何処か割り切れない気持ちで歩く足取りは重くなるばかりです


折角ですので急坂を下って鹿飛橋まで行く事にしました

本来ならば川沿いを歩いて渓谷と赤い橋が写せれば言う事ないのですが

やはり上からのみの撮影の為、立ち木が邪魔をしてどうも絵になりません


鹿飛橋の上から写した吾妻峡の一部です


元来た道を戻れば道の駅の近くの林檎畑には美味しそうな真っ赤な実がたわわに実っておりました


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