続き
第四石門を透かして大砲岩がご覧になれるでしょうか
写真には写っていませんが右隣りには揺るぎ岩という奇岩も有ります
これから、そちらに向かいたいと思います
その前に石門の肩の岩場も欠かせないスポットへ
この岩場からは日暮の景を真正面に眺める事が出来ます
日が暮れるまで眺めていても飽きない絶景であると言う事からその名が付きました
目を転じれば大砲岩に人の影
そして別の岩にも数人の影(こちらは第三石門の上辺り?)
では参る事に致します
ところが大砲岩手前の岩場の下降で大渋滞
ツアーの登山者らしく一人一人ロープでビレーしている為の渋滞でした
前にも来ている場所ですしお腹の虫も催促を始めましたので、ここは諦め金洞山を写して退散する事にしました
金洞山は若かった頃、鎖を駆使して登った山です
今ではとても登る気は起きません
第四石門に戻りますとまだまだ大砲岩を目指す登山者がゾクゾクと階段を上がって来ます
未だ時間も正午なので気長に待てば何とかなるでしょう
しかし、この人の多さ
気持ちが落ち着かないまま休憩広場の東屋で食事を済ませ中の岳神社へ下る道を選択し腰を上げました
途中の見晴台に立ち寄ってみました
岩に攀じ登って見下ろせば先ほど休んだ休憩広場が紅葉に包まれ石門がやけに厳つく屹立し
その肩には日暮の景を眺める登山者の姿が小さく確認できます
目を上げれば大砲岩や揺るぎ岩等の岩峰群、そして後方に筆頭岩(ロウソク岩)が一望のもとに
遠望する西上州の山並みは妙義とは対照的に今日は如何にも穏やかなそうです
中の岳神社への下り道は黄金の世界を歩いている感じ
前を歩く登山者の足取りも軽やかです
中の岳神社前は此処まで息を切らせて100数段の石段を登って来た観光客と
なし終えた安堵感にひたる登山者とが入り乱れて腰を下ろして互いに労を労う姿があちこちに
「ご苦労様」と迎えてくれた不動明王の何と威厳に満ちた面立ちでしょう
楽しい登山が出来ました、ありがとうございます
時刻は2時、帰るには未だ早い時間めがね橋に寄り道も悪くないですね
反対車線は紅葉を一目みようと登って来る車で大渋滞、妙義神社を過ぎても続いています
多分、これでは駐車場に着く頃には薄暗くなってしまう事でしょう
めがね橋も駐車場を前にして渋滞を起こしていた為
私は2度ほど来ていますので運転を変わり雄さんだけ行って貰う事にしました
駐車出来たのはそれから30分後、運転を変わったのは正解でした
旧碓氷峠のシンボル「めがね橋」は二百万八千個の煉瓦で造られている日本最大の鉄道橋です
急勾配の山岳地帯を走るためアプト式が採用され昭和38年まで活躍していました
機会が有りましたら是非訪れて見て下さい
その重厚感に圧倒される迫力が有ります
ふと西に目を向けると既に冠雪した浅間山が霞む帰路でした
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