続き

大入道について辺りを見渡すもシロヤシオの花は寂しく
かと言って花びらが落ちている風でも無く
これはどうしたものかと不安を抱え急坂を下ります


それでも谷に疎らに咲くヤシオを見ればカメラに納め先を急ぎました


どのくらい歩いたでしょうか
釈迦ヶ岳が木々の間に覗く地点、前方に白いものが・・・
逸る気持ちを抑え、でも高揚する気持ちは押さえられず・・・


歩く毎に密度の増すヤシオに足が釘付け状態となってしまいました
通りがかった登山者は「今年は花付きが悪い」とガッカリしていましたが
初めて目にする私達には十分、満足の行く開花状態でした


縄文躑躅
謂れは書かれておりませんでしたが幹の太さを見ますと
花付きは今一でしたが縄文の頃から有ったと思える立派な大木が
王者の如く天を突いておりました




この辺りは正にトンネルです
花付きが良い年で有れば一体どんな景色になっているのでしょう

オオカメノキ

カエデの花

トウゴクミツバツツジ

ハルリンドウ
主役をシロヤシオに奪われながらもスポットを当てて上げれば
存在感は有りますね



雪の重みを背負いながらも逞しく生きてきた樹は
時に捻じれ時に折れながらも枝を伸ばし奇樹を作り上げました
二番目は何処か蛙に見えますね



再びシロヤシオです


結構な時間を費やしての稜線歩き
満たされた思いで私達は剣ヶ峰へと歩を進めます

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