たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

赤城山と文豪たち (レンゲツツジは?)

2017年06月15日 | アウトドア

明日から天気が崩れると言う前日の6月6日

レンゲツツジの開花状況を探りに白樺牧場を訪れました

この分ですと見頃を迎えるのは後一週間から10日は掛かりそうです




少々ガッカリした私達は覚満渕へと車を向けました

車に乗り出して直ぐの所に見晴らし台への登山口が有りました

登山と言うほどではないので何時も目の隅に置いておいた所ですが

見れば上部がツツジの赤に染まっているではないですか

脇の駐車場に車を置きさっそく登ってみる事に致しました






それでも途中の東屋までの一直線の坂は息が切れます

  



満開には届かないツツジ群ですが、それでも無駄足にはならずに

そこそこに楽しむ事が出来ました

という事は鍋割の稜線の開花は6月20日前後となるのでしょうか

  

東屋から東に10分ほど登った所が標高1458mの見晴山山頂です






レンゲツツジと山ツツジの美人さん

もっと下がって!と催促する必要なしの十分アップに耐える姿が恨めしい

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赤城山は数多くの文豪たちが滞在した避暑地でも有ります

牧場を見下ろす場所に建つ総合案内所に在りし日の写真が飾られていました

  

左の写真が与謝野鉄幹・晶子ご夫妻」

右の写真が小説の神様と言われる志賀直哉氏ですね

晶子はここで「夏の旅」を、志賀直哉は「焚火」を執筆しています


赤城の山を何度も登ったと言う水野葉舟氏(再会を執筆)ですが

写真を良く見ますと手前に三角点が確認されます

果たして、この山が黑檜なのかどうかまでは解らないにしても

このスタイルで黑檜を登ったとは驚きの極みです

が、涼しい顔をしてますよ (同行者は志賀直哉氏)




高村光雲・光太郎親子も訪れています

絵を良く見ますと「荒山カラ地蔵ヲ見ル」と言う文字が薄っすらと

読み取れますが光太郎が荒山から地蔵岳をスケッチした様です

現在の荒山は木が生い茂り山頂からの展望は有りません


こんな写真も有りました

「パン食い競争」

小学校の運動会でやった事が有りませんか?

場所は現在、土産屋の有る大沼の湖畔でしょうか

この後、覚満渕を歩いてみたいと思います


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