たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

(3)高原山のフィナーレ 鹿

2017年06月07日 | 登山

剣ヶ峰への登りは忍の一字


ただただ笑うしかない苦しい登り


剣ヶ峰(1540m)に着いた~~

周りは樹林に囲まれていましたので展望は有りませんでしたが

疲れた時には、むしろそれが幸いでシートを敷き一時の休憩を貪ります

行く手に剣ヶ峰よりも若干高いこんもりとした山が立ちはだかっています

「八海山神社へ行くには、あのピークを超えるしかないです」

居合わせた登山者が無情にもそんな言葉を・・・

地図を見ますと、どうやら矢板市の最高点と表示されたピークなのでしょう

食事を終え・・・・・では、行きますか


急坂を下った途中に立つ右へ行けば釈迦ヶ岳の案内表示が恨めしい

「後で登りに来ますから」と断定ではない言葉を掛けて先を急ぎます




なんの変哲もない矢板市の最高点(1590m)と言われる場所を無事通過

後は下るのみです




前方が明るく開けて八海神社に到着

樹海の若芽と陽光を反射した石が眩しく目に痛い台地でした

此処から大間々駐車場までは見晴らしコースと林間コースに分れますが

どちらを取っても2キロ

ここは登山者の言う「林間の方が歩きやすい」を信じましょうか




急坂から解放され、なだらかな道を歩めばやがてそこは大間々台でした

満杯だったと言う駐車場も今は半分以下の台数です




漸く辿り着いた大間々台を暫く散策

見渡せば一面のレンゲツツジでしたが今は未だ蕾状態で

山ツツジの紅さだけが彩る原でした

ここが真っ赤な海になるのは後、一週間と言ったところでしょうか


(中高年、高齢者のアイドルXX)


さて長いは無用、小間々駐車場への30分の道程が残っています

ここも少々不案内な標識に時々立ち止まりながら足を運びますが

薄暗い林間はさして高低差も無く歩きやすい道でした




木漏れ日に苔が光り菫がスポットライトを浴び花の少ない道を

飾っていたのが印象的でした

すると

行く手でガサガサッ


鹿の群れでした

此方をジッと見つめる目

鹿の習性ですね、安全と思える人間との距離を保つと暫くは動かずに見つめ続け

やがてピーッという合図と共に藪に姿を消します

最後の最後のこうしたフィナーレを提供してくれた高原山

これで、もう一つ高原山の印象が深い物になりました


本日の一浴は矢板ICに向かう途中で見つけた「まことの湯→500円)

源泉掛け流し、さらりとした温泉でした


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コメント (16)
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