中禅寺湖畔に有る高山を登ろうという事で朝6時出発
家から約2時間、竜頭の滝駐車場に車を停めます
4名のトレッカーが出発するのを呼び止め滝上への道を尋ねました
グループは、これから千手ヶ浜のクリンソウを見に行き
余力が有ったら高山に登るのだとか
千手ヶ浜のクリンソウは知りませんでしたので仕度をしながら
その手も有るな!と急遽、第一の目的地を千手ヶ浜に変更です
(当初は竜頭の滝から滝上まで行き高山登頂後、中禅寺湖畔に下り竜頭の滝へ戻る予定でした)
竜頭の滝の左側面を眺めながら予定とは逆回りで湖畔沿いの道へと入ります
てっきり湖畔沿いを歩くのかと思っていましたが湖畔を高巻き
アップダウンを繰り返しながら道は南に向かって伸びておりました
一寸した山歩き気分を味わいながらの道は広葉樹林の緑が美しく
秋の紅葉の素晴らしさを教えています
石を抱え込んでいる根、横になりながらも根性よく生き続ける木
そうした造形を楽しみながら道は奥へ奥へと続いておりました
崖に危険な個所にはこの様な階段が設えて有りますので快適です
この花は何でしょう
極小さな花で有り地味なので見落としてしまいがちでしたが
注意して見ればあちらこちらに散らばっていたではないですか
またまた出て来ましたね 「奇樹」
雄さんはスタスタと言ってしまいましたが私は怪しげな視線を感じて・・・
しばし睨み合いです
ここで遊歩道は湖畔へと下ります
しばしの憩いを貪る女性達の姿が中々絵になりましたので一枚
瘤に掴まってぶら下がれないものかと手を伸ばして見ましたが今一歩足りません
セカセカ歩いては勿体ない道、しばし砂浜に腰を下ろす事に致しましょう
しかし中禅寺湖の水の美しさ
久しくこんな綺麗な湖を見ていなかった気がします
その時、竜頭の滝を出発した遊覧船が
滑る様に千手ヶ浜に向かって・・・
歩くのが大変になったら、この手も有るなと納得しつつ見送りました
名残の山ツツジの健気さが印象的です
この木も凄い!
下の部分は殆どえぐられ隙間からは向こうの景色が覗き見えます
そしてこの瘤
何年の歳月を掛けて作られたものなのでしょうね
この木の右方に小さく高山登山口を示す標識が見えますでしょうか
道道、高山は紅葉の時に出直そうと決定したにも関わらず
標識を目にして迷いが出て来てしまいました
何はともあれ、取り敢えずは千手ヶ浜へGo・Go・Go
標識から約15分、着きました、千手ヶ浜です
向かいの男体山が雄々しいですねぇ
反対方向にはバス停も有り遊覧船も有る事から静かだった森の道が一変
喧騒のクリンソウ園です
その時「あら!千手ヶ浜に来たの?」
出発前、滝上への道を教えて下さった方達です
尋ねた時、私は未だ仕度をしておらずサンダルでしたので
「あのサンダルで高山に登るのかしら、無謀よねって話ながら来たのよ」
と口を揃えて言った時
「登山靴を履いています」と靴を見せた所を雄さんがパチリの一コマでした
続く
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