吉祥寺・本堂に尽きましては秋のブログで記しましたので省きますが境内が衣替えをし緑に包まれると空気さえも変わったかの様な気がして来るものですね。
枯山水の砂紋の向こうには前回アップした鎌倉期建立の釈迦堂が
その釈迦堂を眺め心地よい風を受けて頂いたカキツバタを模った茶菓子と冷抹茶の一服も格別でした
マスクはしっかり着用しましたが帽子を被ったまま・・・不覚です
ただボーッと庭を眺めているだけで時はどんどん過ぎて行きます。もう彼是1時間、立ち去り難い広縁での一時でした。
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もう一度、庭園を一巡りすると、ちらほら咲いていたクリンソウが奥まった庭に群生している一角が有りました。 クリンソウ(九輪草)とは寺塔の上部に或る相輪の中央部の九輪に似ている事から付けられたそうです。
恐らく1週間前に来ていたら感動の光景が広がっていた事でしょう。今造成した庭園にたくさんのクリンソウが植えつけられておりましたので来年は更に見事になるに違いありません。
7月にはアジサイ、レンゲショウマ、ハス、ユリ、キキョウ等々の花が迎えてくれる事でしょう。その頃、また涼みに来ようと話し吉祥寺を後にしました。