裏の草取りをしていた時の事
宝石と見紛う紛れもない玉虫が目の前に。草取り作業を放り出しカメラを取りに一目散。
玉虫と言えば推古天皇が念持仏を安置した厨子に使われていた事で有名ですね。その玉虫が・・・嘘でしょう! 雄さんは2回目だと言っておりましたが私にとっては厨子以外、初めて目にした玉虫です。
命綱なしのボルダリング 懸命にコンクリートの壁をよじ登っています
ところが途中で引っ掛かりを見失ってポトッ 仰向けになり羽をばたつかせると上手に起き上がり・・・
さぁ今度は鉤爪を効かせ、しっかり踏ん張って
でも、またもや失敗。この後、挫けることなく果敢に挑戦しておりました。
緑色の金属光沢、そして背中の赤い縞模様、見る角度によって色が微妙に変わるのは透明な層が何枚も重なっているからなのだそうです。しかし美しいですねぇ。さすが、日本の甲虫の中では最も美しいと言われている事が頷けますね。
興奮を抱えたまま屋内に戻る途中、庭の片隅に春咲きのエイザンスミレが咲いていたのを見つけました。今日は何か良い事が有りそうな予感