続き
中央からやや左、魚止めの滝が見えます。木に邪魔されて一部しか見えませんが魚止めと言う位ですから激しい流れと落差はかなりのものでした。それ以上にこの水の色、驚くほどの蒼さです。この色が景観をますます神秘的なものとしてますね。(三重の滝は順路が違う為、断念しました)
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落差はそれほど無いものの、この白泡たぎる凄絶さに私は一瞬眩暈を覚えてしまいました。滝そのものが意志を持っているかの様ですね。
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岩床を舐めるように走り抜けていく流れはまるで矢の様です
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時折現れる滑滝も美しい、ここはうなぎ床でしょうか。張りつめていた神経が緩む穏やかさです。
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とにかく轟音を立てて流れ下る様は躍動感に漲っております。上空を旋回しているヘリの音もかき消される程の凄さでした。
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足を挫かぬよう慎重に
一見穏やかそうな流れに変わってもこれは一時の安らぎに過ぎない事を仄めかすかの様に石にぶつかっては飛沫を上げ決して穏やかでない事を物語る流れでした。 (続く)