最近、山に目覚めた姪夫婦が「榛名の紅葉が素晴らしかった」と電話で知らせて来た。榛名の紅葉がパッとしないが伊香保の手前のモミジ公園なら美しい紅葉が観られるかもしれないと久し振りに唐松峠から伊香保へ下るルートを取る事にしました。
姪は何にそれほど感動したのか・・・榛名は赤くなる前に茶色くなってしまうのです。それでも駐車場は凄い混雑でした。
伊香保へ向けて車を走らせるていますと榛名湖東入口で事故が発生した模様で通行止め、事故車は分からなかったが芝の上に蹲っている家族の姿がみられた。伊香保に下りられないのでは仕方がない、左折し倉渕を廻って帰る事にします。
榛名・吾妻線を通ると何時も目を奪われる岩櫃山、西登山口と東登山口から2度登った事がありますが、どちらから登っても険しさに変わりない山でした。今は亡き桐生のHご夫婦との出会いがあったのがこの山でした。
倉渕経由で行けば必ず通る大戸の関所跡、下の説明にも在る様に中山道を凌ぐ程の活気を呈していたそうです。
そして、ここに ❝強気を挫き弱気を助く❞ の国定忠治が登場する訳です。「本を読み、国定にある墓まで行き、ばかに忠さんに入れ込んでいるな」と雄さん。
「可愛い子分のてめえ達とも別れ別れになる首途だ」その12人衆の名前がズラリ
良く見れば忠治地蔵の顔も国定の寺で見た墓の様に原型を留めないほど削り取られ僅かに目が確認できるのみでした。 南無阿弥陀仏