たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

冬の使者・雪虫

2016年11月22日 | 

晩秋の今頃、庭に無数の白い物が飛びます

体調2mmか3mmくらい(アブラムシ科)

綿毛に包まれたこの虫が庭を飛ぶと

まるで風花が飛んでいるかの様

人はこの風花の様な虫を見ると冬が近い事を知るのです








さてさて先日、非常に寒い日が有りました

小雨も降り始めて一気に冬がやって来た様な一日です

だったら滴と戯れるのも良いかなと

プチ旅行から戻りまして写真の整理が未だ出来ません

山と温泉に行く前に写した写真ですが繋ぎブログとして挙げてみました



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紅葉 もう一つの穴場

2016年11月20日 | アウトドア

船尾の帰り道、利用する人も殆どいないキャンプ場に寄ってみました


滴が頭上にポトリ

ウッカリすると湿った苔が良く滑る散歩道です

こんな所で滑って転んで腰と首を悪化なんて事になったら目も当てられませんよね


でも目の前の、こんな紅葉を見たら注意も疎かになってしまいます

ツルッ・・・オットット 何とか体勢セーブ (ほら言った事じゃない)


そのまま近くの新興宗教が建つ見晴らしに行ってみますと

雲海が先ほど居た船尾方面全てを覆い尽くしておりました




「見晴らしのモミジが染まると此処の黄葉は終わるのですよ」

一際、大きなモミジを指差して丁度、出て来られた奥様が仰います

そのモミジは未だ緑の部分が残る老木でした




踏み出す足先に頭上から一葉 はらりと落ちました

松葉と共にまるで まな板皿の絵の様です


あぁ、モミジの陰に冬桜も咲いていたんですね

霧に濡れて寒さに堪えている様な




脇にはリンドウとアザミも震えています

さぁ元気を出して! 明日はきっと晴れますよ

最後に我が家の紅葉もご覧いただけますか?




21日、22日出かける為、コメント欄を閉じました


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とっておきの穴場 霧と紅葉

2016年11月18日 | アウトドア

毎年訪れている知る人ぞ知る紅葉の隠れた名所

家から15分と掛からない

妙義へ行く前の11月11日の寒い日でした


数台置ける空地に車を停めた所に「通行止めの看板」

これは一体どうした事でしょう

土砂崩れでも有ったのでしょうか、

霧が舞うこんな天気なので仮設の小屋に工事人の姿はみえません

自己責任は言い訳になりますが手前の群生地までと思い通行止めの柵を乗り越え登って行きますと

なるほど大きな石がゴロゴロと道の傍に点在しておりました




紅葉と滝は何時も写しているので今日は少々渋く参ります

う~ん、渋過ぎ?

では色を添えて






少し早い気もしないでは有りませんが今日は霧と紅葉がテーマでしたので

この天気を逃がす訳には参りません




石の階段が有る場所は最盛期には目に痛い程の朱に取り囲まれます

上には観音像が鎮座し、その肩越しに船尾の滝が眺められるはずなのですが

今日は滝の音も霧に吸い込まれ静かな空気が流れているばかりでした


しっとりと柔らかな色に包まれて言葉も無くただ茫然と


以上、船尾の紅葉でした


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(2)妙義山(大砲岩・日暮の景)~めがね橋

2016年11月16日 | 登山
続き


第四石門を透かして大砲岩がご覧になれるでしょうか

写真には写っていませんが右隣りには揺るぎ岩という奇岩も有ります

これから、そちらに向かいたいと思います

その前に石門の肩の岩場も欠かせないスポットへ


この岩場からは日暮の景を真正面に眺める事が出来ます

日が暮れるまで眺めていても飽きない絶景であると言う事からその名が付きました






目を転じれば大砲岩に人の影

そして別の岩にも数人の影(こちらは第三石門の上辺り?)


では参る事に致します


ところが大砲岩手前の岩場の下降で大渋滞

ツアーの登山者らしく一人一人ロープでビレーしている為の渋滞でした

前にも来ている場所ですしお腹の虫も催促を始めましたので、ここは諦め金洞山を写して退散する事にしました

金洞山は若かった頃、鎖を駆使して登った山です

今ではとても登る気は起きません


第四石門に戻りますとまだまだ大砲岩を目指す登山者がゾクゾクと階段を上がって来ます

未だ時間も正午なので気長に待てば何とかなるでしょう

しかし、この人の多さ

気持ちが落ち着かないまま休憩広場の東屋で食事を済ませ中の岳神社へ下る道を選択し腰を上げました

   

途中の見晴台に立ち寄ってみました

岩に攀じ登って見下ろせば先ほど休んだ休憩広場が紅葉に包まれ石門がやけに厳つく屹立し

その肩には日暮の景を眺める登山者の姿が小さく確認できます




目を上げれば大砲岩や揺るぎ岩等の岩峰群、そして後方に筆頭岩(ロウソク岩)が一望のもとに

遠望する西上州の山並みは妙義とは対照的に今日は如何にも穏やかなそうです


中の岳神社への下り道は黄金の世界を歩いている感じ

前を歩く登山者の足取りも軽やかです


中の岳神社前は此処まで息を切らせて100数段の石段を登って来た観光客と

なし終えた安堵感にひたる登山者とが入り乱れて腰を下ろして互いに労を労う姿があちこちに




「ご苦労様」と迎えてくれた不動明王の何と威厳に満ちた面立ちでしょう

楽しい登山が出来ました、ありがとうございます

時刻は2時、帰るには未だ早い時間めがね橋に寄り道も悪くないですね

反対車線は紅葉を一目みようと登って来る車で大渋滞、妙義神社を過ぎても続いています

多分、これでは駐車場に着く頃には薄暗くなってしまう事でしょう


めがね橋も駐車場を前にして渋滞を起こしていた為

私は2度ほど来ていますので運転を変わり雄さんだけ行って貰う事にしました

駐車出来たのはそれから30分後、運転を変わったのは正解でした








旧碓氷峠のシンボル「めがね橋」は二百万八千個の煉瓦で造られている日本最大の鉄道橋です

急勾配の山岳地帯を走るためアプト式が採用され昭和38年まで活躍していました

機会が有りましたら是非訪れて見て下さい

その重厚感に圧倒される迫力が有ります


ふと西に目を向けると既に冠雪した浅間山が霞む帰路でした



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(1) 妙義山 石門コース

2016年11月14日 | 登山
久し振りの妙義山トレックです

今日は風も無くドライブ中、冷房に切り替えるほどの暑い日となりました




紅葉、休日、秋晴れと三拍子揃った今日は未だ朝も早いのに広い駐車場は満杯で

直ぐ下に有る未舗装の駐車場(此処も広い)に何とか停める場所を確保しました

来た道路を5分ほど下った所が登山道です

観光客が多ければ登山者も多い

日曜日に来たのは失敗かと思いながらもスケジュールが詰まっているので止むを得ません


先ずはこてしらべの鎖場を通過し


急な道をヨッコラショ

振り返れば潜って来た第一石門が大きな口を開けています

ここは3回目の場所ですが月日の経過に記憶も曖昧です

更に急坂は続きます


あんな所で団体さんが休んでいる・・・

そうでは有りませんでした

鎖場を前の大渋滞だったのです

どうやら30分は待たされそう

シビレを切らして別のルートに替える人もおりました




「蟹の横這い」を行く登山者




右側が切れ落ちているので滑ったら骨折は免れません

1週間程前、ここでは有りませんが滑落事故が有ったばかり

皆さん、慎重に足を運んでいました

と言っても、ここも次の鎖場の「こてしらべ」とみて良いでしょうか

先が詰まっているのか蟹の横這いで、とうとう腰を下ろしてしまった登山者

先が見えないので待っている方はジリジリするばかり

多分つるべ下りで難儀している登山者がいるのかもしれません

(今日は日差しが強かった為、画像のコントラストが強く見ずらくて申し訳ございません)


待って待って待たされて漸く私の番が来ました

???何だ? 後光が射している・・・


取り敢えず次の「たてばり」を雄さんに続いて挑みます

いわゆる此処が第二石門と呼ばれる難所

鎖が掛け替えられた様で異常に重い鎖を支える金具が邪魔をし

以前の様にスムーズに足運びが出来ず一瞬、戸惑いましたが


約20mの狭い垂直の壁を何とか最上部へ(下山者とは足が確保できる所で擦違わないと危険)

ここからつるべ下りの下降です


こちらは岩が滑るため足裏をしっかり岩肌に密着させないと・・・

後続の一人が手こずっている様子

巻き沿いは嫌ですよ~~~


道が水平になった所で今度は片手下がりと言う岩場が現れます

ここで私達とは逆方向から来たご夫婦

先に登ったご主人の後を奥さんが登り始めましたが1mほど登った所で立ち往生してしまい

ついに泣きだしてしまいました、歳の頃50代~60代だったでしょう

結局、ご主人が戻って引き返して行きました

次の第三石門は回り道になるためパス

ひとしきり汗をかかされた急坂を上り詰めて第四石門までやって来ました




ここは休憩所になっていまして、昔からの東屋の他に新しく東屋が設置されていました

3方向から登りあげて来る合流点と言う事も有り座る場所も無い程の混雑ぶり

昼食は先ず大砲岩へ行って、その後ユックリ戴く事に致しましょう

続く


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