たかたかのトレッキング

駆け足登山は卒業、これからは一日で登れる山を二日かけ自然と語らいながら自由気ままに登りたい。

黑斑山

2017年06月19日 | 登山

噴火警戒レベルが2となり入山が漸く許可されたのを機に

黑斑山を登って参りました

もう何度、登りに来た事か

ですが孫にとっては初めての黑斑山です




登り始めて間もなく足元にイワカガミが咲いていました

漸く春から目覚めたものの未だ眠たそうな・・・


車坂山を越え登り返して

累々と瓦礫の重なるだだっ広い白ザレ地点までやってまいりました




カラマツ林の登山道が切れ名だたる山々が視界に飛び込む展望地です

先ず大きく八ヶ岳

目を左に転じれば富士山まで確認できる今日の空気の澄み具合でした


高峰山の上には北アルプスの山並みも見えてます




振り返れば篭ノ登山・水ノ塔山

そして100名山である四阿山のドッシリとした山容までも

    


嬉しい事に近くでアズマシャクナゲを見つけました

花を期待してなかった今日の登山だっただけに

これはラッキーな出会いです

  

植生がトウヒに変わり再び視界は閉ざされます

「エッ嘘でしょ」今まではなかったこの階段

上から見ればまるでハードルです  その内、石を詰めてくれるのでしょうか

この階段は槍ヶ鞘まで続きました とにかく長い

登り辛い階段に閉口しながらも

何とかやって参りました、初めて登って来た登山者が

ここで初めて顔を出す浅間山の雄姿に感激の声を上げる場所です

「お腹が空いてあの坂 登れない」と言う例外のKちゃんは花より団子

という事で此処が昼食場所となりました







お腹が満たされれば元気100倍

此処の登りで一番の辛い急坂をあれよあれよと言う間に登りあげ

もう、トーミの頭です

若さですね


私達が到着するまでにKちゃんが写した写真です

浅間山を取り巻く様に連なるこの山は手前から

蛇骨岳、仙人岳、虎の尾、Jバンド、鋸岳と続き

見る者にコーカサス地方を連想させる景色です




トーミの頭から一登り、黑斑山山頂に着きました

先程Kちゃんが座っていたトーミの頭には数人の登山者が張り付いています

今日は此処までですが、初めて黑斑山を登り鋸岳の先端まで行った時の

懐かしい写真が出て参りましたので載せてみたいと思います




トンボと戯れる


私の後方に黑斑山とトーミの頭が見えます


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赤城 静かな覚満淵

2017年06月17日 | アウトドア
今年は空梅雨なのだろうかと思うほど

庭仕事をしていても太陽と適度な風に梅雨特有のジメジメ感は全く感じられない

こんな毎日だったらどんなにか過ごしやすいのに・・・

しかし、そうは甘くない

明日の予報では雨の一日になる様だ

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見晴台を辞して私達は覚満淵散策を試みました




木道傍らの小さな浮島を揺らめかせる風がヒンヤリと

思わず身震いしてしまいました


ここのレンゲツツジは未だ蕾

目を楽しませてくれるには、もう少し時間が掛かりそうでした


保育園児の園外保育でしょうか

やはり自然の中に子供は似あいますね

何を見つけたのか体を乗り出して無心に沼を覗いています




ここは標高1360m

漸くズミ(小梨)の花が咲き始めたところでした


やはり白樺牧場の流れでしょうか

時折り木道を歩くハイカーの姿が有りました

袖摺り合うも多生の縁と言いますが

笑顔で交わす挨拶に喜びが生まれます


途中のベンチに腰を下ろし

雲が流れ絶えず形を変える水面の光を飽かず眺める一時

どのくらいボーッとしていたでしょう

一時の・・・私達だけの・・・憩いの場所・・・


シダ植物が頭を焦げ茶色に変え群生している一角が有ります

風にそよいでザワザワ音をたてていました

そのシダに混じってワラビが幾つか頭をもたげています

そう言えば恒例のワラビ採りも原発問題勃発以来、遠のいてしまいました

政治がらみについては、それぞれ考えが違いますので控えますが

こんな些細な楽しみさえ奪われてしまった事は本当に残念です


一周30分の道程ですが、どのくらいの時間を掛けたのか

向かいの地蔵岳に雲が降り始めています

それを境に風が更に冷たくなってきました

そろそろ引き上げた方が良さそうです


一輪の花も無かった草むらに「サクラスミレ」を二輪みつけました

花弁の緩い切れ込みが桜に似ている事から付いた名前です

さて、以前も書いた事が有るかもしれませんが

何故、覚満淵なのか

時は平安時代、比叡山延暦寺の高僧・覚満が

ここで法会を行った事に由来しているのだとか

信じる信じないはともかくも

訪れた文豪達と同じく覚満さんも避暑に来たのかもしれませんね


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赤城山と文豪たち (レンゲツツジは?)

2017年06月15日 | アウトドア

明日から天気が崩れると言う前日の6月6日

レンゲツツジの開花状況を探りに白樺牧場を訪れました

この分ですと見頃を迎えるのは後一週間から10日は掛かりそうです




少々ガッカリした私達は覚満渕へと車を向けました

車に乗り出して直ぐの所に見晴らし台への登山口が有りました

登山と言うほどではないので何時も目の隅に置いておいた所ですが

見れば上部がツツジの赤に染まっているではないですか

脇の駐車場に車を置きさっそく登ってみる事に致しました






それでも途中の東屋までの一直線の坂は息が切れます

  



満開には届かないツツジ群ですが、それでも無駄足にはならずに

そこそこに楽しむ事が出来ました

という事は鍋割の稜線の開花は6月20日前後となるのでしょうか

  

東屋から東に10分ほど登った所が標高1458mの見晴山山頂です






レンゲツツジと山ツツジの美人さん

もっと下がって!と催促する必要なしの十分アップに耐える姿が恨めしい

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赤城山は数多くの文豪たちが滞在した避暑地でも有ります

牧場を見下ろす場所に建つ総合案内所に在りし日の写真が飾られていました

  

左の写真が与謝野鉄幹・晶子ご夫妻」

右の写真が小説の神様と言われる志賀直哉氏ですね

晶子はここで「夏の旅」を、志賀直哉は「焚火」を執筆しています


赤城の山を何度も登ったと言う水野葉舟氏(再会を執筆)ですが

写真を良く見ますと手前に三角点が確認されます

果たして、この山が黑檜なのかどうかまでは解らないにしても

このスタイルで黑檜を登ったとは驚きの極みです

が、涼しい顔をしてますよ (同行者は志賀直哉氏)




高村光雲・光太郎親子も訪れています

絵を良く見ますと「荒山カラ地蔵ヲ見ル」と言う文字が薄っすらと

読み取れますが光太郎が荒山から地蔵岳をスケッチした様です

現在の荒山は木が生い茂り山頂からの展望は有りません


こんな写真も有りました

「パン食い競争」

小学校の運動会でやった事が有りませんか?

場所は現在、土産屋の有る大沼の湖畔でしょうか

この後、覚満渕を歩いてみたいと思います


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定点撮影  春の雲(3・4・5月)彩雲他

2017年06月13日 | 自然

今年は夕焼けが今一精彩に欠けます

季節が春なので霞のせいなのか中国の黄砂の影響なのか






買い物の帰り西の空の一点に虹色を見つけました

彩雲です

でも、カメラが無い

「家に帰るまで消えないで~~」

車をせかせて・・・何とか間に合いました

荷物もそのままに家に飛び込みカメラを持ち出して・・・後はもう夢中

不思議な事が有りました

脇にピンク色の花が有りましたので庭に出ていたご主人に問いますと

「白のヤマブキだよ」

白??  目を擦っても私にはピンクに見えます

ズッと太陽を見つめていたせいだったのですね

最後の写真、岩に鷹が止まっている様に見えませんか?)


夕日の回りに出来た輪、光冠というのが此れなのでしょうか







太陽が榛名山に沈み時間の経過と共に色も変わっていきます

僅かに残照を残して・・・空の色が美しいですね






飛行機雲の悪戯、黄金の輝き、赤い縞模様

雲はどうしてこうも表情が豊かなのでしょう


「天使のはしごが降りてきた」孫は私のその言葉を信じて天使を待ち続け

「ママンジュン、天使が降りて来ない」とベソをかいた事が有ります

孫がこの現象を薄明光線と知ったのは

それから大分、時が経ってからの事でした


そう、綺麗な虹が出た日も有りましたね

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『日中の空』


空を分断する様な断層雲は此処にいますと良く目にします

温暖前線の張り出しで出来る雲の塊だと私は思いますが

地震雲で有るという説も・・・俄かに信じられませんが




今年は何度か春雷に見舞われ夜中に起こされた事もしばしばでした

深夜のラジオでは群馬県南部北部、宇都宮、熊谷に

竜巻注意報が発令されたと驚かされた夜も

最近の気象は何処かオカシイです

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(続き) 牛伏山にコダマする歓声 「泥んこ祭・競技編」

2017年06月11日 | 年中行事
いよいよ田んぼの中での泥んこ競技の始まりです




先ずは元気いっぱい、チビッ子の代掻き走と、お尻相撲




カメラマンのお姉さんと妙に菅笠の似合うおっさん、何処のテレビ局かな?

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さて、お次はお父さん、お母さんによる徒競走


逞しい上州ママさん、泥を蹴散らして 

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プログラムはドンドン進みます

次は親子手つなぎ競走


お父さん、お父さん お気持ちは分かりますが

子供さんの歩幅を考えて上げないと・・・




泣きべそをかいても走りぬく

その根性、エライ!

おっとっとっと




あらら、手が滑ってお父さんが転んじゃった


さぁ、ママにシッカリ掴まって 










どうです?この真剣そのものの大迫力

演技では、とてもこうはいきませんね

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未だまだ続きます

3面のコートにネットが張られ選手入場

さて、どんな試合となるのでしょうか




ホイッスルの音と共に始まったバレーボール

それ!ワンのツーのラスト~




ヤッタ―、勝利の喜びを讃えあいます




昨年の優勝チームも意地でも一点、取り返さなければと・・・

やりましたね~~

  

全身で喜びを表現しています










両チーム、白熱の勝負は続きます

何時になったら決着がつくのか、大勝負となりました

情けない事に私の方が疲れてきてしまいました

この後、うなぎ1000匹を放して「うなぎの掴み取り大会」が有る様でしたが

丁度やってきたシャトルバスで臨時駐車場である

牛伏ドリームセンターへ戻る事に致しました


ドリームセンターは入浴、食事、宿泊設備の整った施設で

以前、山の帰りに一浴した勝手知ったる施設

写真はアンカケで泥をイメージした泥んこ丼です

如何にも田舎風な素朴な丼、貴方も一杯如何ですか?

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