まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

職場にて

2002年10月04日 19時19分00秒 | 日々雑感
店長が休みなので、代わりに朝からエロオヤジの山田さんが来ていた。

山田さんが受けた電話の内容が事務所の机に貼られていた。

「大塚さん、子供さんが熱を出したので欠品とのこと」


まり花辞典・・・欠勤=仕事を休むこと
   
        欠品=商品を切らすこと

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

夕方、売り場に三歳くらいの女の子がいた。

可愛いので「迷子かな~」なんて話しかけていたら

わたしをまじまじと見つめ、

「メグちゃんのお母さんにそっくり!」

誰それ。

「メグちゃんのお母さんってどんな人?」

女の子は自信満々わたしを指差し、

「こんな人!」

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

納品伝票のほとんどはコンピューターで印字されてくる。

そのため内容はカタカナが多い。

「女児パジャマ」=「ジョジパジャマ」

「婦人冬物肌着」=「フジンフユモノハダギ」

という具合だ。

年配者はカタカナに弱い。小さい字にも弱い。

清水さんが伝票をチェックしながら首をかしげている。

「シンシ・・・あ、紳士か。紳士・・ゆく・・ステッキ」

なにそれ。誰がどこに行くって?

商品を見ると

「伸縮ステッキ」だった。







コメント
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