まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

犯人じゃないんだよ、今日は。

2002年10月07日 22時06分00秒 | 日々雑感
両親を、「年寄り」と思うことはあまりないが

やっぱり自分の世代とは感覚が違うな、と思うのは一緒にテレビを見ているときだ。

母は、席を外さないで見ていても、すぐに筋が分からなくなる。

父は、有名な俳優を見て「お、こいつ売れてきたな」などと言う。

お父さんが知ってるってことはすでに相当売れているのに。

そして二人とも、いつまでも前の役柄やCMのイメージを引きずる。

水野真紀は「卓球の人」(梅酒のコマーシャル)

織田裕二は「三億円」(ドラマの役柄)

小林薫は「寿司屋」(これもドラマの役)

役所広司は宮本武蔵で・・・ああもうキリがない。

なんのドラマに出ていても「この人、三億円の人よね」

と言われる織田裕二も可哀想だが

一番可哀想なのは西村和彦だ。

サスペンスで犯人役が多いので、絶対に犯人じゃないと分かる展開のときも

「この人が犯人よね」と言われている。

おかげでわたしも彼のCMを見ると、不安な気持ちになるのだ。






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聞き流せない!

2002年10月07日 21時54分00秒 | 日々雑感
レジにいたらお客さんに

「カードは使えますか?」と聞かれた。

「クレジットカードですか」

「そうです」

「申し訳ございません。取り扱っておりません」

よく考えてみると、確認しなくたってカードと言えばクレジットカードだろう。

まさかウチの店でテレホンカードや図書カードが使えるとは思わないだろうし。

ハイウェイカードなんて言うまでもない。

・・・こんなことをKさんに話すと

「わたしも、さっきお客さんに『荷物をヒモかなんかでまとめますか』って聞いちゃった。

ヒモ以外になにでまとめるのよねぇ」

「縄・・・とか」

「店にないでしょ」

適当に聞き流している会話も、よくよく聞いているとおかしいことが多い。

昼になり、Kさんと二人でご飯を食べた。

フジテレビの昼前のニュースは、大抵かわいい動物の赤ちゃんか外国の珍事件でしめる。

よくもまあ毎日、赤ちゃんがいるもんだが今日はレッサーパンダの赤ちゃんだった。

その映像を見ながらアナウンサーが言った。

「恥ずかしがり屋の子もいるみたいですねぇ」

そんなのいるわけないでしょ。

恥ずかしがり屋のレッサーパンダ!

Kさんとわたしは、大笑いしたのだった。





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