バイトの田口は時折り、よく分からない言葉の使い方をする。
元々、この娘の喋る言葉は「日本語のようなもの」なのだが、例えばいきなり
「これってむしろ大丈夫なんですかね」
なぜそこで「むしろ」が出てくる?
ちょっとどうかなというデザインの服を見て
「これって有り得ないですよねぇ」
有り得ないって言われてもあるんだけど。
「いけてない」というような意味なのだろうか。
若い娘らがどんな意味合いで使っているのか知りたくもないので推理にとどめておく。
わたしは「いけてない」も「きもい」も大っ嫌いで
この言葉を使っているだけで、その人の人間性を疑いたくなる。
でもこの「有り得ない」はちょっと面白い。
ただ、服装も言葉も基本が分かっていて崩すのは「遊び心」だと思うが
本当の意味を知らずに使っているのだとしたら嘆かわしい。
Tさんにこんな話をした後で彼女が
「このバッグ可愛いよね、似合う?」
と聞いてきたので早速言ってみた。
「有り得な~い!」
元々、この娘の喋る言葉は「日本語のようなもの」なのだが、例えばいきなり
「これってむしろ大丈夫なんですかね」
なぜそこで「むしろ」が出てくる?
ちょっとどうかなというデザインの服を見て
「これって有り得ないですよねぇ」
有り得ないって言われてもあるんだけど。
「いけてない」というような意味なのだろうか。
若い娘らがどんな意味合いで使っているのか知りたくもないので推理にとどめておく。
わたしは「いけてない」も「きもい」も大っ嫌いで
この言葉を使っているだけで、その人の人間性を疑いたくなる。
でもこの「有り得ない」はちょっと面白い。
ただ、服装も言葉も基本が分かっていて崩すのは「遊び心」だと思うが
本当の意味を知らずに使っているのだとしたら嘆かわしい。
Tさんにこんな話をした後で彼女が
「このバッグ可愛いよね、似合う?」
と聞いてきたので早速言ってみた。
「有り得な~い!」