まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

銭勘定なら得意です

2002年12月19日 21時35分00秒 | 日々雑感
忘年会のとき、どういう話の流れか「数学が苦手だ」という話題になった。

その場に居合わせたほとんどの人が目を輝かせて

自分がどれだけ数学が出来なかったかという自慢(?)が繰り広げられた。

まず、どこから分からなくなったかというと

『一次関数』『グラフ』『証明』『因数分解』『二次方程式』・・・

忘れかけていた数学の単元が続々と。

「Xが~のときYは何か。なんだっていいじゃんねぇ」

と発言すると皆が

「でも数学出来そうだよね」などと言ってくれるからおかしくって仕方ない。

だってわたし、高校のとき『1』取ったんだよ、数学で。

国語も英語も『10』だったのに(自慢)!

『1』って赤字で書いてあるの。後にも先にも初めてもらったおかげで知ったわ。

滅多に取れるもんじゃないでしょう・・・

わたし、あの頃やる気なくしてたんだわ。

学校はやめたいけど何の展望もなくて、高校ぐらい出なきゃ、なんて逃げ打ってる自分が嫌で。

あの頃、数学が得意で国語が苦手な友達が

「数学は簡単だよ、答ひとつだもん。

国語は『このとき太郎はどう思ったか』なんて無茶聞くじゃん」

と言っていたのだが、ホントそうだよね。

数学者になるならともかく『数Ⅰ』程度にみんなが苦しむってのは教え方が悪いんだな。

・・・なんて、みんなが『1』取るわけじゃないのだわ。

で、今はどうかというと、2割引の計算も税込みの計算も早いっすね。

わたしの仕事に必要なのは加減乗除だけ。

だからといって『一次関数』や『証明』が無意味だなんて思わない。

機会があったらもう一回やり直してみたいと思っている。

今なら理解出来そうな気もするし、パズル感覚で楽しめそう。