↑ 泥棒マントの千波君。しかし、泥棒っていうとなんでこの『唐草模様』になるんでしょうかねぇ？
正月休み最終日の今日は、藤枝市まで行って来ました～。
県内で、ここ藤枝の映画館だけで上映されている『キック・アス』を見てきました。
藤枝の映画館、初めてでしたが・・・
なんでも、3Dは、メガネが軽くて見やすいそーだ。
↑何故か、今更ハルク・・・^_^;
でも、見て来たのは全然3-Dとは関係ない「キック・アス」なんでねぇ～。
映画『キック・アス』予告編
「面白い」という口コミ評判は聞いてましたが、確かに面白い!!
なんで、こーんな上映館が少ないの？と思います。
藤枝でも、今週末で上映終了なので、かなり見た人は少ないと思うのだけど、これは見た人が少ない分、カルト化する傾向映画になりそうです。
お話は・・・
ヒーロー願望のあるオタクな高校生が、通販でヒーローコスチュームを手に入れて、悪党をやっつけようとするもあっけなくボコボコに・・・
が、その映像がYouTubeに流れ、「諦めない・勇気ある謎のヒーロー」として一躍人気者に。
だが、NYには実は、本物のヒーローが存在していた!!
ビック・ダディとヒット・ガール、という二人組。
彼らに助けられた事から、ギャングとの抗争に巻き込まれていく主人公・・・
という感じです。
ビック・ダディを演じているのがニコラス・ケイジで、ニコケイはアメコミが超好きなんだそうで、過去自身がアメコミの主役として「ゴーストライダー」っていうのが映画化されていますが、これは正直・・・苦笑～というレベルでした。
が、が、今回は、すごい!!似合ってる!!数倍かっこいいっ!!!
で、彼の娘ヒット・ガール!!
この子役、なんだかハーマイオーニことエマ・ワトソンのデビュー当時を思い出すよ!!可愛いです!!
その彼女が、日本のアニメの美少女格闘モノのよーなノリで、アクションバリバリで、悪党を殺しまくる(R-15です・・・）んですね!!これが。
で、主人公がダメダメなオタクヒーローで、その情けなさとの対比がより出てくるというか・・・
でもって、敵役のギャングのボスが、ロシアのプーチン首相とイタリアのベルルスコーニーを足して2で割ったみたいな人で(笑)
脚本は、そのダメ主人公と復讐に燃える父+娘、の物語が段々に絡み合って行くその過程がなかなか面白いし、そこにギャングのボスのドラ息子が出てきて混迷を深めてなかなかドキドキさせてくれるけど、ハズす事はない、という感じ。
もっと「お約束」な点を踏んでほしいよーなとことか、物足りない点もない、わけでもないですが、これはかなり脚本も面白いですね～。
映像の見せ方も、親子の過去をアメコミのマンガ画面で見せたり、監視映像や暗視メガネの映像がそのままつながっていくところも面白い～!!
私的には、最近見たアメコミ系映画ではダントツ!!の面白でありました!!
(実は、「ダークナイト」もそれほど面白い!!って程でもないし、「スパイダーマン」シリーズも1,2はともかく、3はフツーだったなぁ～という私でありますが・・・)
