昨日は、リクエストしていた本が届いた、との事で図書館に行ってました。
ついていったらこうなった
最近は、少なくなってきたような気がするが、街中を歩いていると・・・
「すみませーん、アンケートに答えていただけますか?」と、声をかけてくるお姉さんがいませんでしたか?
もう、最初から無視は当然ですが、もし、そのアンケートに答えたのなら、果たして次はどうなるのか?っていう疑問(笑)に答えてくれる、『虎穴に入らずんば虎子を得ず』の捨て身のレポート本です。
アンケートに答えて・・・以外にも、他にもいろいろとあるもんなのですね〜。
「手相を勉強中なので、無料鑑定します」「絵に興味ありますか?」「英会話教室なんですが」とかとか、いろいろあるそうで。
とかいう「街中での急なお誘い」の様々に乗ってみた著者なんですが、こういった感じに「入口」的な「つかみ」の方式、方法はいろいろあるんですが、実際、もうちょっと踏み込んで中に入ってみると、案外どれも似ている、っていうか。
怪しいチラシとかも同じだけど、どれも同じ手法ノウハウを使っている事が判ります。
最初はシロートっぽいというか、普通に気安い雰囲気のお兄さん、お姉さんが声をかけてきて、友達感覚で誘ってくる、でも誘い入れつつも、「この人はカモになりそうか?」というチェックのポイントをついてくる(フリーターとか本当にお金なさそうな人はそこで振り落とす)
で、中までいくと、今度はややベテランというかプロっぽい人が『説得』係となり、絵なり本なり、DVDなり、マニュアルなりとかを売りつけにくる。
または、宗教系の隠れ蓑だったりするケースも多いようで。
そーいや、足裏鑑定で多額の金をだまし取ってそれが、結局自らの首を絞める事になった宗教関係もありましたな。
ま、例え有罪判決受けても、出てきたらまた、名前変えてマイナーチェンジして同じような事を繰り返すのでしょうが。
で、カモがシブったりすると、いろいろ今度は脅迫めいた方向に向かい、しつこくしつこくなってきて、結局、怖くなってとかとりあえず開放してもらいたいから「契約」というパターンに・・・
って、見事に似てます。
私も、昔、就職して間もない頃に、実は一回だけ、この系統に「ついっていった」事がありまして(笑)
街で声をかけられたっていうわけじゃないのですが、高校時代の同級生から電話がかかってきまして。
「しばらく顔みてないし、どうしてるかな?と思って・・・」という感じ。
たしかに、同じクラスの人なんですが、当時って1クラスに50人以上、っていうのが普通だったし、同じクラスでも専攻がバラバラなんで、常時同じ授業を受けているという人はほとんどいない(特に、私は趣味に偏った専攻してたので/爆)
ってわけで、接点はあんまりなかったんだけど、まぁ一応クラスメイトだし、いろいろと世間話をしていたら、
「もっとゆっくり話したいねぇ、今度会わない?」という流れになりました。
まー、今だったら、絶対会おうなんては思わないし、長電話もしないけど、なにせ当時はまだ世間知らずだったからね〜。
というわけで、後日、彼女と会う約束をして、待ち合わせ場所に行ったら、とあるビルの中に連れて行かれまして。
で、彼女はそのビル内の一室を借りている、サークルだかなんだかのメンバーなんだそうで、その部屋なら貸してもらってゆっくり話せる、という事であった。
いや〜、もう怪しフラグが立ってますが、まぁとりあえず入ってみた。
そしたら、まず「ビデオ見ない?」って事で15分くらい、壮年男性が講義みたいに話しているビデオを見た。
内容的には、道徳的な「よりよく生きる」「人間とは何か?生きる意味は?」みたいな感じなんだけど、正直、内容がないっていうか「具体的」じゃなくて、いいこと言ってるかもしれないけど、抽象的すぎて、わからんっていうか「だから何?」という感じ。
その後、彼女ともっと年上の女性が出てきて、女性の方がファイルとかパンフを見せながら、そういった「生きる意味を皆で考えて、皆で会話して考えよう」みたいな、そのサークルに入会しませんか?という話に^_^;
いろいろ、キャンプとかのイベンあったり、とかって、なんか昭和30年代くらいの「娯楽が少ない時代に若者たちのリクレーション提供」っていう感じのイメージなんだな、これが。そして、なぜか独身者限定。
「これで出会いが、という人も沢山いるんですよ。」とな。
もちろん(爆)私は、そーいう路線は大嫌い(爆)
しかも、会費が3万円(1年)
「そんなお金ありませんから。」と、日本人らしく婉曲にお断りすると(爆)「ローンでも構いませんよ。」とな(爆)
いや〜、ってわけで、そこあたりから本音で対応しましたが、
3万円ない、っていうのはお金がないっていう事じゃなくて、あなた方が話すような内容に3万円かける気はない、っていう意味、また、人生をよく生きたいっていうのに、なぜ条件が「独身者」限定なのか?
結婚相手探しが目的なら、私には全く必要ないし、「人生をよく生きる」目的なら、結果として独身者がたまたま多くなったっていうのは解るけど、最初から独身者限定に何故するのか?そこに何か明確な理由があるのか?
と質問したけど、私の納得出来る理屈は帰ってこない(当然だが)
ただひたすら、自分たちのサークルは素晴らしい、みたいな事しか言ってこないし、当然私はキッパリお断りして部屋を出て、その後二度とそこに行く事もなかったわけで。
その後、彼女が一回だけ電話をくれましたが、かなりケンモホロロ状態で返したので、それきり。
今思えば、「止めといた方がいいよ〜」と忠告すべきだったのか?
・・・まあ、無駄だろうけど。
おそらく、そこのサークルは宗教絡みだと思われます。
最初、誘う時点では宗教色を出すとまず怪しまれるので、出してこないのが手だし。
しかし、そこの宗教団体(?)、見せられたパンフの中に「死後の世界を考える」みたいなページがあって、輪廻転生とか因果応報とかみたいな説明があったのですが、そこに載せられていた本の一冊が、キューブラ・ロスの「死ぬ瞬間」でした(爆)
死ぬ瞬間
・・・だめじゃーんっ!!(爆)
多分、パンフ作った人は、題名だけ見て、イメージ的に「臨死体験」とか「死後の世界」みたいなのが書かれているのだろうと勝手に思ったんだろうけど、この本って心理学とか発達学とか看護学関係では超有名な古典的部類にまで入るような本だよ〜。
予後が告知された状態の人が、最後に至るまでの間にどうやって自己や死と向き合い受け入れていくのか、その変化過程を多数のインタビュー聞き取り調査で具体的にまとめている本ですよ〜。
すでに読んでますわよ、私。
っていうあたりで、もうすでにこの団体の怪しさバレバレでございましたな〜。
でも、これでも、もし、気が弱かったりしたら、多分怖くてとりあえずお金払う約束とかしちゃったかもね〜、ま、まずないけど(爆)
こーいうのに引っかからない心構えっていうのは、やはり、カンと情報力でしょうね〜。
あとは、決断力と信念(?)
他も、怪しい一歩手前の人達に遭遇した事は度々ありますが、「ついていく」までやる事はないですね〜。
でも、「自分は騙されない」と思っている人ほど「騙される」とも言うし、油断は禁物・・・
っていうか、怪しいチラシが最近来なくて寂しいなぁ〜とかって思ってる私でございました(爆)
ついていったらこうなった
最近は、少なくなってきたような気がするが、街中を歩いていると・・・
「すみませーん、アンケートに答えていただけますか?」と、声をかけてくるお姉さんがいませんでしたか?
もう、最初から無視は当然ですが、もし、そのアンケートに答えたのなら、果たして次はどうなるのか?っていう疑問(笑)に答えてくれる、『虎穴に入らずんば虎子を得ず』の捨て身のレポート本です。
アンケートに答えて・・・以外にも、他にもいろいろとあるもんなのですね〜。
「手相を勉強中なので、無料鑑定します」「絵に興味ありますか?」「英会話教室なんですが」とかとか、いろいろあるそうで。
とかいう「街中での急なお誘い」の様々に乗ってみた著者なんですが、こういった感じに「入口」的な「つかみ」の方式、方法はいろいろあるんですが、実際、もうちょっと踏み込んで中に入ってみると、案外どれも似ている、っていうか。
怪しいチラシとかも同じだけど、どれも同じ手法ノウハウを使っている事が判ります。
最初はシロートっぽいというか、普通に気安い雰囲気のお兄さん、お姉さんが声をかけてきて、友達感覚で誘ってくる、でも誘い入れつつも、「この人はカモになりそうか?」というチェックのポイントをついてくる(フリーターとか本当にお金なさそうな人はそこで振り落とす)
で、中までいくと、今度はややベテランというかプロっぽい人が『説得』係となり、絵なり本なり、DVDなり、マニュアルなりとかを売りつけにくる。
または、宗教系の隠れ蓑だったりするケースも多いようで。
そーいや、足裏鑑定で多額の金をだまし取ってそれが、結局自らの首を絞める事になった宗教関係もありましたな。
ま、例え有罪判決受けても、出てきたらまた、名前変えてマイナーチェンジして同じような事を繰り返すのでしょうが。
で、カモがシブったりすると、いろいろ今度は脅迫めいた方向に向かい、しつこくしつこくなってきて、結局、怖くなってとかとりあえず開放してもらいたいから「契約」というパターンに・・・
って、見事に似てます。
私も、昔、就職して間もない頃に、実は一回だけ、この系統に「ついっていった」事がありまして(笑)
街で声をかけられたっていうわけじゃないのですが、高校時代の同級生から電話がかかってきまして。
「しばらく顔みてないし、どうしてるかな?と思って・・・」という感じ。
たしかに、同じクラスの人なんですが、当時って1クラスに50人以上、っていうのが普通だったし、同じクラスでも専攻がバラバラなんで、常時同じ授業を受けているという人はほとんどいない(特に、私は趣味に偏った専攻してたので/爆)
ってわけで、接点はあんまりなかったんだけど、まぁ一応クラスメイトだし、いろいろと世間話をしていたら、
「もっとゆっくり話したいねぇ、今度会わない?」という流れになりました。
まー、今だったら、絶対会おうなんては思わないし、長電話もしないけど、なにせ当時はまだ世間知らずだったからね〜。
というわけで、後日、彼女と会う約束をして、待ち合わせ場所に行ったら、とあるビルの中に連れて行かれまして。
で、彼女はそのビル内の一室を借りている、サークルだかなんだかのメンバーなんだそうで、その部屋なら貸してもらってゆっくり話せる、という事であった。
いや〜、もう怪しフラグが立ってますが、まぁとりあえず入ってみた。
そしたら、まず「ビデオ見ない?」って事で15分くらい、壮年男性が講義みたいに話しているビデオを見た。
内容的には、道徳的な「よりよく生きる」「人間とは何か?生きる意味は?」みたいな感じなんだけど、正直、内容がないっていうか「具体的」じゃなくて、いいこと言ってるかもしれないけど、抽象的すぎて、わからんっていうか「だから何?」という感じ。
その後、彼女ともっと年上の女性が出てきて、女性の方がファイルとかパンフを見せながら、そういった「生きる意味を皆で考えて、皆で会話して考えよう」みたいな、そのサークルに入会しませんか?という話に^_^;
いろいろ、キャンプとかのイベンあったり、とかって、なんか昭和30年代くらいの「娯楽が少ない時代に若者たちのリクレーション提供」っていう感じのイメージなんだな、これが。そして、なぜか独身者限定。
「これで出会いが、という人も沢山いるんですよ。」とな。
もちろん(爆)私は、そーいう路線は大嫌い(爆)
しかも、会費が3万円(1年)
「そんなお金ありませんから。」と、日本人らしく婉曲にお断りすると(爆)「ローンでも構いませんよ。」とな(爆)
いや〜、ってわけで、そこあたりから本音で対応しましたが、
3万円ない、っていうのはお金がないっていう事じゃなくて、あなた方が話すような内容に3万円かける気はない、っていう意味、また、人生をよく生きたいっていうのに、なぜ条件が「独身者」限定なのか?
結婚相手探しが目的なら、私には全く必要ないし、「人生をよく生きる」目的なら、結果として独身者がたまたま多くなったっていうのは解るけど、最初から独身者限定に何故するのか?そこに何か明確な理由があるのか?
と質問したけど、私の納得出来る理屈は帰ってこない(当然だが)
ただひたすら、自分たちのサークルは素晴らしい、みたいな事しか言ってこないし、当然私はキッパリお断りして部屋を出て、その後二度とそこに行く事もなかったわけで。
その後、彼女が一回だけ電話をくれましたが、かなりケンモホロロ状態で返したので、それきり。
今思えば、「止めといた方がいいよ〜」と忠告すべきだったのか?
・・・まあ、無駄だろうけど。
おそらく、そこのサークルは宗教絡みだと思われます。
最初、誘う時点では宗教色を出すとまず怪しまれるので、出してこないのが手だし。
しかし、そこの宗教団体(?)、見せられたパンフの中に「死後の世界を考える」みたいなページがあって、輪廻転生とか因果応報とかみたいな説明があったのですが、そこに載せられていた本の一冊が、キューブラ・ロスの「死ぬ瞬間」でした(爆)
死ぬ瞬間
・・・だめじゃーんっ!!(爆)
多分、パンフ作った人は、題名だけ見て、イメージ的に「臨死体験」とか「死後の世界」みたいなのが書かれているのだろうと勝手に思ったんだろうけど、この本って心理学とか発達学とか看護学関係では超有名な古典的部類にまで入るような本だよ〜。
予後が告知された状態の人が、最後に至るまでの間にどうやって自己や死と向き合い受け入れていくのか、その変化過程を多数のインタビュー聞き取り調査で具体的にまとめている本ですよ〜。
すでに読んでますわよ、私。
っていうあたりで、もうすでにこの団体の怪しさバレバレでございましたな〜。
でも、これでも、もし、気が弱かったりしたら、多分怖くてとりあえずお金払う約束とかしちゃったかもね〜、ま、まずないけど(爆)
こーいうのに引っかからない心構えっていうのは、やはり、カンと情報力でしょうね〜。
あとは、決断力と信念(?)
他も、怪しい一歩手前の人達に遭遇した事は度々ありますが、「ついていく」までやる事はないですね〜。
でも、「自分は騙されない」と思っている人ほど「騙される」とも言うし、油断は禁物・・・
っていうか、怪しいチラシが最近来なくて寂しいなぁ〜とかって思ってる私でございました(爆)