УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

柳亭市馬独演会

2012-08-08 22:04:04 | 日記
が、地元であったので行ってきました~。
ケッコー間際に、コンビニ予約で席取ったのですが、なんと最前列!!でした。
ここんとこ、あんまり寝てないし、寝ちゃうと困るなぁ~と思ってたのですが、眠気は来ずに終わりましたよ、よかったよかった。
まずは、お弟子さんの前座噺から始まるのですが、その「子ほめ」
私、ナマで落語聞くのは3回目なんですが、そのうちで「子ほめ」を聞いたのは2回目ざんす~。
前座のお弟子さんの定番噺のひとつらしいですね、この「子ほめ」って。
完全に同じっていうわけでもなくて、演じる人によってはしょるところとかは違うみたいですが。
お弟子さんは、大体、みな、汗かきかきやってるのですが、師匠になると同じ場所でもっと長く話していても、汗かかないなぁ~。
うーむ、これが年期というもんか。

柳亭市馬師匠、実は全然知らずに聞きにいったのですが(すみませーん)そのまた師匠が柳家小さん、でこの師匠が剣道好きで、彼自身も剣道をやっていた、その縁もあって弟子になったのかも?っていうのは、どっかの落語本で読んだ気がするなぁ~。
最初の話は、「粗忽の使者」
本編の前のまくらは、まず時期ネタのオリンピックから同じくスポーツネタ(?)で相撲に入り、相撲の有名行司のうっかりネタから長島監督のうっかりネタに続き、そこからうっかりオンパレードの粗忽の使者に入る、という流れでございました。
いや~、長島監督って、ホント「伝説の男」なんですね~。
彼に並ぶのは、ガッツ石松くらいなもんか???
お侍階級とべらんめぇの職人階級の言葉の使い分けが面白い、でした~。
もう一本は「唐茄子屋政談」
江戸の人情話というか。
商屋の若旦那が吉原で遊びほうけてるので勘当されて、そこで人の世の苦労とか人情とかを知り、真人間となっていく、という人情話。
落語の登場人物ってそれほど多くないのが普通なんだけど、この話は登場人物が多くて、また群集シーンもあったりして、演技わけが大変そう~。
シビアに聞くと、「でも・・・」と、つっこみたくなる点もあるにはあるが、そこはなんとなく「寅さんの世界」風な雰囲気で、めでたしめでたし、でございましたな~。

で、やはり地方での独演会のせいもあるのか、観客年齢層は超高い!!
で、年齢が高いのが悪いっていうわけでは決してないのですが、年齢が高い人たちって集団になると一番始末が悪いような気がしますー_-;
なんつうか、空気をまったく読まないっていうか、雰囲気を察せない、自分たちがすべて、世界は自分中心主義が非常~に強い気がします。
確かに、若い連中の集団もそういう気はあるけど、大体一人くらいはその中で、「オイ、ちょっと俺たち邪魔になってるよ」みたいに気づいて注意してくれる人が一人くらいはいる。
でも、年齢層高い人たちって一人もいないんだよね~(汗)
ホントに、こっちから言わないとダメ。
「言わなくても察する、気配りに長けてる」っていうのが、昔の日本人体質だったような気がしたが、そうでもないんだね~、と、つくづく思いました。
通路の真ん中とか、ドアあけた真ん中で、堂々とお友達通しで立ち話しで道をふさぐ、大きな声で呼びかけあう、私語が多い、とかとか。
うーん、元々寄席とか落語って、黙って静かに聴くっていうタイプのイベントじゃないのかもしれないけど、普段、ミニシアター系の映画館とかに通う事が多い身としては、スゲー違和感です。
そして、今回、チケツト代とは別に、入場してからドリンク代として500円取られる事になってまして。
まーいいけどさ、その500円でペラペラのプラコップで、ペットボトルからそのまま注ぎました状態のウーロン茶とかオレンジジュースとかで、なんかさぁ~、でした。
映画館なら300円、ファーストフード系なら200円くらいでしょ、これなら、っていう感じでさぁ。
正直、ボッている・・・
これなら、最初から入場料を500円上げて「1ドリンク無料サービス」にした方が、絶対客としては気持ちいいですよ~。
さらに、この飲み物を買いにいくホワイエというのかなんつうか、ここがモロに喫煙席の隣なんです。
列なして待ってる間、タバコの煙モクモク吸い放題でさ~、サイアク・・・
客の年齢層が高いせいか、強いタバコ吸ってる人が多くて、うぎゃ~っ!!こんなんなら、飲み物なんかいらんわっ!!という感じでございました。
これがなきゃ、もっと楽しめたんだけどね~。
身近にタバコ吸う人がいないし、職場も完全禁煙だし、という環境に慣れてしまっていると、たまにこーいうタバコモクモクにあったりすると耐性がない分、余計にツライんです。
アンケートに、落語の感想よりもなによりも、この件で苦情をガガガーっと書き連ねてしまいました・・・
ま、落語は面白かったんだけどねぇ~、いい思い出には今ひとつなりませんでした。
コメント (4)
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