片手袋

昨日の「マツコの知らない世界」で、片手袋特集がありましたね!!
これで、ますます片手袋が気になる人が増えるのではないでしょうか??
あ、私はトム･ハンクスの件は知ってるので、最初の物真似で一発わかったよ!!(爆)

さて、東京は地方(静岡)よりもやはり片手袋多いなぁ、という印象を受けました今回。
上　↑の片手袋は根津神社にてです。
それぞれ、違う片手袋が同じ場所に置かれている「介入型」というタイプです。
おそらく、落とした人はもちろん、拾った人もそれぞれ別人なんでしょうがそこが手袋を落としやすいポイントなのかどうなんか??
どちらも同じく片手袋なのに、片手袋が二つあっても両手袋には決してなる事はない･･･

で、片手袋の魅力って･･･
私的には、人間そのものと似てるからじゃないかな～？って思ったりする。
っていうのは、一人では完全な存在ではなく、常に自分の欠けた半身を求めている、けれどそれは永遠に出会えることはない、けどこの世界のどこかにいるはずだ、ってつい思ってしまったりする、そーいう感じと似てると思うんだ。
手袋は片方だけでは用をなさない（基本的には）
両方そろった段階で＝完全体、となるわけだ。
故に、片手袋はそこから考えると不完全体、落ちこぼれというわけだ。
多分、別のだれかに拾われたとしても、その人はその片手袋を自分用に使うことはまずない。
そのまま放置で捨てられるのが普通だけど、なぜか拾いたくなる片手袋･･･
それは、その片手袋に自分というか人間を重ねているからではないでしょうか？
どこかにきっといる「運命の宿命の自分の半身」、それと別れてしまっておそらく一生そのまま再び出会って完全な両手袋となる事はありえない。
でも、もしかして、もしかして、奇跡が起こって落とした人が見つけてくれて、完全な手袋になれるかもしれない･･･?
という希望が捨てきれないから、人は片手袋に介入したくなるのではないでしょうか??
手袋の形って、人間の手の形そのものだから、余計に人間に近く感じるのでは??とかとも思ったり。
「君の名は」とかみたいに、奇跡でも起こらんと出会えない運命の二人、出会ってほしいけど出会えないほうが現実。
でも、それが出会たならば奇跡が起こる!!ってわけで、その感動が生じる可能性を消滅させたくなくて、人はなんとなく片手袋拾って介入しちゃうのではないでしょうか??
なーんちゃってね。










これなんか、介入型の最たるパターンだよね。
わざわざ、ぬれたりしないようにビニール袋に入れて、目立つように張り付けてくれている･･･
やった人は、片手袋が運命の相手と再び出会える事にきっと願いをかけているに違いない!!
え？違うか??

なんか、東京の方が静岡よりも絶対数だけじゃなくて「介入型」が多いような気がしましたな～


ぼくを探しに
私的な片手袋絵本は、これだな～