で、大阪行ってきた話です。
USJに列車で行く途中に見えるらしいこれ・・
これがUSJだと間違える人が続出した、と都市伝説化してるそうですが、これは実はゴミ焼却場なんです。
これをデザインしたのは、オーストリアの画家であり建築デザイン家・フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏。
オーストリアのガウディとも呼ばれてるとか。
私が彼を知ったのは、ポスクロからです。
私の欲しいカードのリクエストの一つに「奇妙な変わった建築物」をあげたんですな。
そしたらドイツのそれぞれ別の方から送られてきたのが、
これ!
カードにその建築家・フンデルトヴァッサー氏の名前が載っていたので調べてみたら、なんと日本にも彼がデザインした建築物があり、その内の3点が大阪にあるのがわかりました。
あと、東京に一点。
大阪の3点のうち一つがキッズプラザ。
で、休館日の関係とかキッズだからなー、とかとそこは諦めて残る2点の物件を見学に行きました。
こちらは舞洲スラッジセンター。
下水汚泥をブロックなど建築資材に転用する施設だそうな。
窓やバルコニーみたいなとこからあちこち、にょきにょき木が生えて廃墟感ありますが^_^;これはあくまで計算した上での事。
自然と共にいる、それ故なんだそうな。
ロビーまでは誰でも入る事ができます。
フンデルトヴァッサー氏直筆(?)メッセージ
デザイン画と制作風景。
柱一本一本、全て異なるデザインだそうな。
内部のドアもこれでっせ!
ここは、トイレの洗面台^_^;;
トイレ自体は普通^_^;;
連絡用内線電話が入ってました
施設の解説。
なんか、エヴァっぽい〜
外周は遊歩道です。
ほーんと、なんかのテーマパークの建物みたいだなー
で、この建物のお隣にもうり双子の建物が。
どーもフンデルトヴァッサー氏は玉葱頭が好きらしい
こちらはなんと、ゴミ焼却場!なんですよ。
これは排気の煙突。
高さ120m
支える柱も、こんなんです。
こちらもちょっと遊歩道になってます。
でもって、内部の見学を事前に申し込みしてみたんだな。
エレベーター。中は普通にエレベーター。
デザイン画と模型
双子煙突
ウィーンにも彼デザインの焼却場があるそうで。
観光名所となってるそうです。
これは駐車場。
彼は直線嫌いで、
自然界には直線はない!と言う主張だそうな。
で、建物の中はそれほどキテレツでもなく^_^;まあ普通。
見学は焼却場のシステムとかゴミ焼却方法の言ってみれば大人の社会科見学!だな。
市内の小学4年生カリキュラムにここの見学が組み込まれているそうで、結構ハイテク使い児童館みたいな体験して理解する設備も多かったよ。
しかし、ゴミ焼却場だからゴミを焼くわけだけど、実際ゴミ焼く的設備は全体の1/3くらい。
残りは、いかに排気の浄化とか余熱利用とか、なんだよね。
見えない行為と言うか、一見効率には無関係で、そういう所に金や設備を費やすのは無駄なように思えなくもないが、昭和の高度成長時代の負の遺産、公害、光化学スモックとか、あれを繰り返さない利益のために人の健康を損なわせない、環境負荷をできる限り減らす、その方面に尽力する・・
日本の技術の強さを感じた気がしました。
コストとかだけから考えれば、中国とかには負けてるが、長い目で本当に人の幸せを考えた視点から物を造る視点・・
工場夜景クルーズを見た時も思ったが、日本、スゲー!
って思いました。
余談だが、ここで焼却されたゴミのカスは大阪湾を埋め立てに使われ人口島となっていくそうだが、将来はその一つがカジノ化する予定画あるとか。
まー、縁の無い話だがな〜
この辺の窓は、ほとんど飾り。
トイレに何故かインドネシア語とマレー語説明が。
一般観光客ではなく、技術研修生とか用ですかねー?
マスコットキャラクターもいるらしい。
ネコが結構いたー。